今回のブログ記事では、ローコスト住宅の代表格タマホームのなかでも低価格を実現した「木麗な家」について主力商品「大安心の家」となにが違うのか?に焦点を合わせて解説するぞい!
タマホームの「木麗な家」について知りたければ、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
タマホームの「木麗な家(きれいないえ)」とは
さて、今回のブログ記事ではタマホームの「木麗な家」について詳しく解説していくぞい!
もくれいないえ?
チッチッチ!
これは「木麗な家」と書いて「キレイないえ」と読むんじゃよ!
いや、そんなん初見じゃ読めんやん。
そんなんでドヤ顔指摘してくるの逆に恥ずかしいポン。
シュン…。
まぁまぁ。「木麗な家」でキレイな家って読ませるなんておしゃれじゃないですか。どんな由来があるんですか?
おしゃれじゃろう。木麗な家は「木の優しさやぬくもりとともにより多くのお客様にお届けしたい」という思いが込められているみたいじゃな。
いや、「麗」がかかってないやん!
知らんわそんなもん!
っていうか由来とか別にどうでもいいじゃろ!
まぁまぁ。博士なのに「知らんわそんなもん」とか言わない方がいいですよ。で、木麗な家はどんな特徴があるんですか?
うむ。タマホームはそもそもローコスト住宅の代表格ともいえるハウスメーカーじゃが、木麗な家はその中でも「より低価格を実現した商品モデル」なんじゃよ。
「木麗な家」はタマホームのなかでも低価格路線なのかぁ。
ってことはあらかじめ決められた間取りや仕様のなかから好みのものを選ぶ「セミオーダータイプ」の規格住宅タイプなのかな?
いや、木麗の家はしっかり「自由設計の注文住宅」じゃよ。
そうなんですか!
でも、低価格モデルということはどこかでコストをカットしているわけですよね。住宅性能とかどんな感じなんでしょうか?
そこが気になるところよな。
でも大丈夫。木麗の家は基本的な構造や耐震性、断熱性などの住宅性能は「大安心の家」と同じなんじゃよ。それどころか保証やメンテナンス工事計画なども「大安心の家」と同じじゃ。
え!そうなの?
それなら安心だけど、じゃあ木麗な家はどこでコストをカットしているの?
木麗な家は、基本的な構造や断熱材の仕様などは大安心の家と同じじゃが、室内の設備だったり外壁(サイディング)のグレードなどを抑えているのじゃよ。
そうなんですか!
でも基本的な構造や住宅性能、保証が「大安心の家」と同じで、価格が少し抑えられるなら魅力的な選択肢かもしれないですね。
木麗な家の価格(坪単価)
で、「木麗な家」の価格(坪単価)はどれくらいなの?
うむ。木麗の家はざっくりだいたい大安心の家と比べて「坪単価-5万円」くらいと考えておくと良いじゃろう。
大安心の家の場合、だいたい「坪単価40~50万円」くらいで建てている人が多いんだよね。
うむ。
なので木麗な家は「坪単価35~45万円」程度と考えておくといいかもしれない。一応、タマホームの大安心の家、大安心の家PREMIUM、木麗な家のザックリとした坪単価を一覧にしておこう。
タマホームの商品 | 坪単価 |
---|---|
大安心の家プレミアム | 45~60万円 |
大安心の家 | 40~50万円 |
木麗な家 | 35~45万円 |
木麗な家、かなり価格的にはお求めやすいですね!
さすがローコスト住宅のタマホームです!
基本的に注文住宅は「オーダーメイドの一点モノ」ですから定価というものがほとんどありません。したがってハウスメーカーごとに価格差は非常に大きく、同じようなデザイン・性能でも数百万円の価格差は当たり前。場合によっては1000万円単位で価格差があることもザラにあります。
よく比較しないで数百万円~1000万円も価格が高いハウスメーカーで注文住宅を建ててしまえば後悔してもしきれないですよね。
「注文住宅の価格差」で後悔しないよう、必ず候補のハウスメーカーは必ずカタログで比較してください!
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木麗の家と大安心の家でなにが違うか?
木麗な家は基本的な構造や住宅性能などは、タマホームの主力商品である「大安心の家」に準拠しているが「じゃあなにが違うのか?」というところが気になるところじゃな。
そこが気になるポン!
その前にまず「木麗の家」と「大安心の家」で同じ仕様の部分を知っておこう。以下の点については木麗の家は大安心の家と同じ仕様になっているぞい。
- 木麗の家と大安心の家で同じところ
- 木造軸組み+パネル工法
- 耐震性能(耐震等級3)
- 気密・断熱性能
- オール電化
- 玄関ドアが親子ドア
- 保証(長期有料住宅でない場合最長30年保証)
ふむふむ。構造と耐震性、気密性、断熱性なんかは「大安心の家」と同じ仕様なんだね。
うむ。木麗な家は、低価格モデルといっても地震に強い「木造軸組み+パネル工法」を採用しており、安全性の部分は「大安心の家」と同じ仕様じゃ。それに断熱工法や断熱材のなども大安心の家と同じじゃな。
ま、気密性・断熱性に関しては「大安心の家」は他社と比べると特段優秀というわけではないんだけどね。
ちなみに大安心の家に関してはこちらのページで解説しているので、詳しくはこちらをチェックしてくださいね!
さて、では本題じゃ。
タマホームの「木麗な家」と「大安心の家」で異なる部分を解説していくぞい。
木麗の家が「大安心の家」と違う部分は以下の通りじゃな。
- 木麗の家と大安心の家で違うところ
- 設備グレードが抑えられている(選択肢も少ない)
- 外壁グレードが抑えられている(選択肢も少ない)
- 熱交換換気システムではなく第3種換気システムを採用
- 長期有料住宅は標準対応ではない
では順番に解説をお願いします!
設備グレードが抑えられている(選択肢も少ない)
まず木麗な家は、大安心の家よりもキッチンやバス、洗面台などの設備グレードがやや抑えられているのじゃ。そして、選べる選択肢も少なくなっている。
なるほど。家の安全性とかのグレードは落としていないけど、設備グレードを少し抑えることでコストカットしているってことですね。
そうじゃな。水回りなどの設備は少しくらいグレードを落としても「家の暮らしやすさ」という面ではそこまで変わらないからね。
それに設備グレードは抑えめで選択肢も少ないとはいえ、キッチンは「EIDAI」「LIXIL」「クリナップ」から、バスルームは「TOTO」「LIXIL」「Panasonic」から、洗面台・トイレは「TOTO」「LIXIL」から選べるのでそこまで心配はしなくていいぞい。
ふーん!有名どころの住宅設備メーカーから選べるのは嬉しいポン!
外壁・屋根のグレードが抑えられている(選択肢も少ない)
それから木麗の家は、外壁と屋根のグレードも少し抑えられているぞい。
ふーん。どんな風に?
外壁は「木麗な家」も「大安心の家」もどちらも「窯業系サイディング」を採用しているが、木麗な家の方が選べる選択肢が少ない。
また屋根に関しては、大安心の家だと「陶器瓦屋根」を選べるが、木麗な家の場合は「スレート屋根」になるぞい。
なるほど。外壁と屋根のグレードも少し抑えているんですね。
見た目が少しだけ重厚感が劣る感じでしょうか。
うむ。木麗な家は重厚感・高級感という面ではやはり大安心の家には劣るといえるじゃろう。
また、陶器瓦の屋根はほぼメンテナンスフリーだしメンテナンスコストも若干変わる可能性がある。その点は注意じゃな。
第3種換気システムを採用
大安心の家は、熱交換型の全館セントラル換気システムを標準採用しているが「木麗な家」は第3種換気システムとなるぞい。
なるほど、熱交換換気システムは標準では付かないんですね。
うむ。熱交換換気システムがあると夏場や冬場の熱損失が少ないので空調効率がよいのじゃ。
木麗な家は、空調効率の面では大安心の家に少し劣ると考えた方がいいかな。
長期優良住宅に標準対応はしていない
あと木麗な家は長期有料住宅に必ずしも対応しているわけではないようじゃな。
そうなんだ。
大安心の家は標準仕様で長期優良住宅に対応しているんだっけ?
うむ。大安心の家の場合は、長期優良住宅の認定4項目「耐震性」「省エネルギー制」「劣化対策」「維持管理・更新の容易性」において下記の通り、最高等級を獲得している。
申請にかかる実費は施主が別途負担することにはなるが、長期優良住宅の認定は受けることができるぞい。
木麗な家は長期優良住宅の認定は受けることができないんですか?
いや、木麗な家も基本的は耐震性や断熱性などの住宅性能は「大安心の家」と同じ仕様なので、取れないケースは少ないと思うぞい。ただし長期優良住宅認定には「面積」などもかかわってくるので、そういう点をクリアできていればの話だけどね。
あくまで「必ずしも長期有料住宅に対応しているわけではない」というだけで、受けようと思えば長期有料住宅の認定を受けられるケースの方が多いと思うぞい。
なるほどポン!
タマホームの「木麗な家」はどういう人にオススメか?
じゃあ、最後に「タマホームの木麗な家はどういう人にオススメなのか?」という点を教えてください!
うむ。
「木麗な家」はローコストハウスメーカーのタマホームの商品のなかでも、外壁や屋根、室内の設備グレードを抑えることでより低価格帯を実現した商品モデルじゃ。
設備や外観のグレードは多少低くても「家の暮らしやすさ」という面ではあまり影響がない部分。むしろ、設備や見た目のグレードは低くても「とにかく安い価格でマイホームを建てたい」という需要はある。木麗な家はそんな需要に答えた商品モデルじゃな。
価格帯は抑えられてはいるが、基本的な構造や耐震性や断熱性などの住宅性能にかかわる部分は「大安心の家」に準拠しているため、安全性の面では全く問題ない。
設備グレードや外観のグレードはあまり気にしないから、できるだけ安く自由設計のマイホームを建てたいという人には木麗な家はオススメといえるじゃろう。
ただしやはり木麗な家は外観・内観の重厚感・高級感という面では「やや安っぽく感じる」という評判もある。「せっかくマイホームを建てるなら、できれば見た目にもこだわりたい」という人は、木麗な家はあまり向いていないかもしれないのう。
アイダ設計
アイ工務店
アエラホーム
アキュラホーム
クレバリーホーム
ユニバーサルホーム
桧家住宅
富士住建
秀光ビルド
ヤマト住建
タマホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
一条工務店
トヨタホーム
住友不動産
タマホーム
タマホームは日本のローコスト住宅の代表格ともいえるハウスメーカーです。コストを抑えつつ長期優良住宅基準に対応するなど性能面にも力を入れています。
タマホームはやはり「価格帯の近いハウスメーカー」とよく比較されることが多いです。ローコスト住宅は、価格帯が同じくらいでも性能の差が大きいケースがよくあります。ローコスト住宅を検討しているならば「性能の比較」にはより一層チカラを入れてください。
それとタマホームよりもややグレードが高いハウスメーカーも比較しておくのもオススメ。「もう少し価格を上げるとどう変わるのか?」がわかります。
競合ハウスメーカーの住宅カタログを比較することで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもよくあります。タマホームを候補にしているならば、少なくとも上記のハウスメーカーは比較しておいてください。
また、タマホームは価格・性能・デザイン(見た目)の総合バランスに優れるため、競合他社を比較する試金石としても非常に重宝するため、タマホームの住宅カタログは絶対取り寄せておくべきです。
タマホームは近年、寒冷地限定モデル(大地の家)を全国発売するなど「断熱性」など性能面にも力を入れ始めています。以前よりもグレードアップしている部分もありますので、ぜひ最新のカタログをチェックしてみてください。
今回の記事をまとめると
- 木麗の家と大安心の家で同じところ
- 木造軸組み+パネル工法
- 耐震性能(耐震等級3)
- 気密・断熱性能
- オール電化
- 玄関ドアが親子ドア
- 保証(長期有料住宅でない場合最長30年保証)
- 木麗の家と大安心の家で違うところ
- 設備グレードが抑えられている(選択肢も少ない)
- 外壁グレードが抑えられている(選択肢も少ない)
- 熱交換換気システムではなく第3種換気システムを採用
- 長期有料住宅は標準対応ではない
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
いまどき住宅カタログはライフルホームズで無料一括取り寄せがスタンダードじゃ!
建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
ライフルホームズは住宅情報サイトの最大手!安心安全に優秀なHMから比較できますよ!
まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
「建物価格」「建築予定地」「人気テーマ」で検索できますが、エリアが決まっているなら「建築予定地」で検索するのがオススメ。希望の市区町村まで選べば施工エリア対応しているハウスメーカーがズラリ出てきます。それぞれザックリとした価格帯・坪単価も掲載されていますので条件に合いそうなハウスメーカーを選ぶだけ。この段階ではいろいろなハウスメーカーのカタログを取り寄せちゃってOKです!
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