
今回のブログ記事では、住友林業のセミオーダースタイルの規格住宅「フォレストセレクションBF」について詳しく解説していくぞい!
住友林業の「フォレストセレクションBF」について知りたければ、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
フォレストセレクションBFとは

さて、今回はツイッターのフォロワーさんからのリクエストを頂いたので、住友林業の「フォレストセレクションBF」について特集していくぞい!

リクエストしてくださったフォロワーさん、ありがとうございます!

んで、フォレストセレクションビーエフだっけ?
それはどんな商品モデルなの?

うむ。簡単にいえば、住友林業のセミオーダースタイルの規格住宅モデルじゃな!

へー、高級ハウスメーカーの住友林業にもセミオーダースタイルの規格住宅モデルがあるんですね!

うむ。住友林業では完全自由設計のスタンダードモデル「フォレストBF」という商品モデルがあるが、フォレストセレクションBFは「フォレストBFの規格住宅タイプ」と考えるとわかりやすい。
性能はフォレストBFのまま。ただし間取りや外観、内観の仕様などは予め用意されたセレクションの中からベースを選んでいくってわけじゃな!

ふむふむ!
フォレストBFの規格住宅タイプだから「フォレストセレクションBF」ってことね!わかりやすいポン!
フォレストセレクションBFの坪単価

フォレストセレクションBFはセミオーダータイプの規格住宅なんだよね。
じゃあ住友林業の完全自由設計の商品に比べて価格も安くなっているのかな?

うむ。もちろん住友林業のなかでは価格帯は安くなっているぞい。
フォレストセレクションBFの本体価格は30~40坪タイプで「平屋1300万円~」「二階建て1900万円~」となっておるぞい。
フォレストセレクションBF | 本体価格 | 坪単価 |
---|---|---|
平屋タイプ | 1300万円~ | 35~50万円前後 |
二階建てタイプ | 1900万円~ | 50~60万円前後 |

おー!住友林業の注文住宅にしてはけっこう安いんじゃないですか!?

うむ。もちろん、セミオーダータイプの商品なので自由設計タイプに比べれば安いぞい。
ただし、上記の価格には消費税が含まれていないし、オプションや外構、付帯工事、各種諸費用なども含まれていないから、最終的な平均坪単価はもう少し高くなるケースが多いぞい。

それを先にいえポン!
だいたいいくらくらいなのさ!

住友林業のフォレストセレクションBFは35坪前後の一般的な広さの家でオプションや外構工事、諸費用込みの最終価格で「2500~2800万円」くらいに落ち着く方が多いようじゃな。
坪単価でいうと、70万円前後はかかるかもしれないね。

なるほど。さすが住友林業。
セミオーダータイプの規格住宅でもそこまで安いわけではないんですかね。

価格帯の面ではやはり住友林業だからね。
ローコスト住宅のハウスメーカーと比べるとそりゃちょっとはお高めじゃよ。
ただし、住宅性能や耐震性などの面では自由設計のモノと同等じゃから、その点は安心じゃよ!
フォレストセレクションBFの特徴

さて、ということでフォレストセレクションBFの特徴をもっと深堀りして解説していこう!
- フォレストセレクションBFの特徴
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 1000通りもの間取りから選べる
- 4つの外観スタイルから選べる
- 4つのカラーバリエーションから選べる
- 床材も選べる
人気のビッグフレーム構法を採用

フォレストセレクションBFは「BF」とついていることから分かるかもしれないが、住友林業の人気工法「ビッグフレーム構法」を採用しているぞい!

お!ビッグフレーム構法…ってなんだっけ?

住友林業では主に「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2種類の工法を取り扱っているが、近年では「ビッグフレーム構法」が大人気の工法なんじゃよ。

ビッグフレーム構法

ビッグフレーム構法は、耐震性が非常に優れていてなおかつ設計自由度が高いのが特徴なんですよね!

うむ。住友林業が「設計自由度・提案力に優れている」と言われるのは、ビッグフレーム構法があるからでもあるのじゃよ。
ビッグフレーム構法なら高い耐震性を保ったまま「大空間のリビング」や「大開口の窓」なども実現可能じゃよ!

おー!それは嬉しいポイントだポン!

ちなみに住友林業のビッグフレーム構法についてはコチラのページで特集していますよ!気になる方はチェック推奨です!
1000通りもの間取りから選べる

フォレストセレクションBFはなんと1000通りもの間取りプランの中から好みのものをセレクトすることができるのじゃよ。

1000通り!すげー種類があるポン!

うむ。住友林業は大手ハウスメーカー。当然、これまでの注文住宅の実績も豊富じゃ。
住友林業がこれまでに培った実績を基に人気のある間取りプランを平屋タイプ・二階建てタイプあわせて1000通り以上のなかから選べるってわけじゃな。

1000通りもの間取りプランがあれば気に入るものもありそうですね!

うむ。よほどこだわりのある間取りや特殊な間取りを希望しなければ、希望に近いプランは見つかると思うぞい。
4つの外観スタイルから選べる

フォレストセレクションBFは4つの外観スタイルからベースとなる好みの外観を選べるぞい!
バーチカルデザイン

バーチカルデザイン

これは木調のアクセントパネルで縦のラインを強調した外観じゃな!

ふむふむ。かっこいいしおしゃれな家だね!
コンビネーションデザイン

コンビネーションデザイン

コンビネーションデザインは玄関ポーチの木調外壁など木のぬくもりをアクセントにした外観じゃな!

玄関まわりの色がアクセントになっていてスタイリッシュですね!
シンプルデザイン

シンプルデザイン

こちらは連窓による大開口サッシを採用しており、部屋の開放感が抜群なタイプ。外観もモダンでいいじゃろう!

連窓ってなんや?

連窓とは「複数の窓が横につながっているタイプ」のことじゃな。採光を採り入れやすいのでリビングに採用されることが多いぞい。
モールディングデザイン

モールディングデザイン

モールディングデザインはバルコニーや窓周りに施したモールディングをアクセントにしたエレガントな外観が特徴じゃ。

モールディングってなんや?

モールディングは「継ぎ目などを覆う装飾」のようなものじゃな。

なるほど。どれもオシャレで素敵な見た目ですね!

うむ。これらの外観のなかから好みのものをベースにするのがフォレストセレクションBFじゃ。
ちなみに外壁は窯業系サイディングを採用しているぞい。

窯業系サイディングって、10~15年くらいで塗装メンテナンスとかが必要な外壁だよね?

うむ。通常、窯業系サイディングは10~15年に一度塗り替えメンテナンスなどが必要なものじゃが、住友林業が採用する窯業系サイディングは30年間メンテナンスフリーのものが採用されているぞい。

おー!じゃあ、かなりランニングコストを抑えることができますね!
外観は4つのカラーバリエーションから選べる

フォレストセレクションBFは外観のカラーバリエーションも4種類のなかから選べるぞい。

ほーん。どんな感じなん?

例えばシンプルデザインだとこんな感じ。

シンプルデザイン カラー①

シンプルデザイン カラー②

シンプルデザイン カラー③

シンプルデザイン カラー④

サイディングの色やドアの色などが選べるんですね!
ダーク系の外観も落ち着いた雰囲気でおしゃれですね。
床材も選べる

フォレストセレクションBFは床材もセレクトすることができるぞい。
床材は内装の雰囲気を決定づける重要なパーツじゃからね。

ほーん。どんな感じなん?

例えばこんな感じじゃな。
チェリースタイル

チェリースタイル
ウォルナットスタイル

ウォルナットスタイル
チークスタイル

チークスタイル
オークスタイル ナチュラル

オークスタイル ナチュラル
オークスタイル ホワイト

オークスタイル ホワイト

めちゃくちゃおしゃれやんけ。

これ家具も付くんですか?

いや「それぞれの床材に合わせる家具はこんなのが似合いますよ」という参考例なだけじゃよ。

なーんだ。
でも床材って大事なんだね。床が違うだけでぜんぜん内装の表情が変わるポン。

ちなみに住友林業は標準仕様で「オーク材」「クリ材」「メイプル材」の無垢材床材を選ぶことができるはずなので、他にも選択肢があると考えていいじゃろう。
フォレストセレクションBFのメリット(長所)

それでは住友林業の規格住宅「フォレストセレクションBF」のメリット(長所)・デメリット(短所)について解説していくぞい。
まずはフォレストセレクションBFのメリット(長所)からじゃ。
- フォレストセレクションBFのメリット
- リーズナブルに住友林業の家を建てられる(住宅性能は遜色なし)
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)

じゃあ順番に解説をお願いします!
リーズナブルに住友林業の家を建てられる

住友林業といえば泣く子も黙る高級ハウスメーカーじゃ。

(いや泣く子は別に黙らないだろ…)

そんな高級ハウスメーカーでもあらかじめ用意された間取りのなかから好みのものを選択していくセミオーダースタイルの「フォレストセレクションBF」なら、完全自由設計の注文住宅に比べてリーズナブルにマイホームを建てることができる。これが大きなメリットと言えるじゃろう。

住友林業の家ってブランド力が良いよね!

フォレストセレクションBFって他の自由設計の商品と比べて、なにか住宅性能が低下するところってあるんですか?

フォレストセレクションBFは完全自由設計のモデルと住宅性能の面では全く遜色がないぞい。

おー!じゃあ、用意されている間取りプランの中に好みの間取りがあるならお得でいいポン!

うむ。しかもフォレストセレクションBFは間取りタイプの選択肢も豊富じゃ。
平屋タイプ・二階建てタイプで合計1000以上も用意されているからね。
人気のビッグフレーム構法を採用

前述も軽く触れた通り、フォレストセレクションBFは住友林業の人気工法「ビッグフレーム構法」を採用している。これもメリット(長所)と言ってもいいじゃろう。

ビッグフレーム構法は、高い耐震性能を維持したまま大空間のリビングとか大開口の窓とかも実現できるんですよね。

うむ。その通りじゃ。
住友林業の高い設計自由度と提案力は「ビッグフレーム構法」が下支えしていると言っても過言ではないじゃろう。実際、住友林業で家を建てる人の8~9割はビッグフレーム構法で建てているぞい。

あ、そういえばビッグフレーム構法で建てるフォレストセレクションBFの耐震等級はいくつなの?

フォレストセレクションBFはもちろん耐震等級3(最高等級)じゃよ!

お国のお墨付き!じゃあ地震に対しては安心できそうですね!
保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)

フォレストセレクションBFは初期保証が大手ハウスメーカー「住友林業」の規格住宅じゃ。
規格住宅でも保証は自由設計の注文住宅と変わらない。長い保証が付いているぞい。

へー、保証が長いのはいいね。
何年保証なの?
- 住友林業の保証
- 初期保証:30年(10年ごとの防蟻処理は必須条件)
- 最長保証:60年(30年目の一括メンテナンスが条件)

初期保証30年、最長保証60年じゃな。
ただし、10年ごとに防蟻処理メンテナンスをすることは条件だけど。
外壁や屋根は30年間メンテナンスフリーなので30年目に一括メンテナンスをすることになる。この30年目の一括メンテナンスでは、外壁や屋根などを一括でメンテナンスするので300~400万円前後かかってしまうが、これをやればさらに30年保証が延長するぞい。
フォレストセレクションBFのデメリット

次はフォレストセレクションBFのデメリット(短所)をピックアップしていくぞい。
- フォレストセレクションBFのデメリット
- 規格住宅としてはそこまで安いわけではない
- 気密性・断熱性は普通レベル
- 標準仕様では熱交換換気システムが付かない
- 3階建ては建てられない

では順番に解説をお願いします。
規格住宅としてはそこまで安いわけではない

フォレストセレクションBFは住友林業の家としてはリーズナブルな価格帯と言えるが、他社ハウスメーカーの規格住宅と比べると、やはりそこまで安いわけではない。

ま、そりゃ住友林業は高級ハウスメーカーだから仕方無いポン。

うむ。前述の通り、フォレストセレクションBFは本体価格のみなら「坪単価50~60万円前後」だが、外構工事やその他諸費用まで含めると「坪単価70万円前後」がボリュームゾーンとなると考えておくべきじゃな。
気密性・断熱性は普通レベル

フォレストセレクションBFは規格住宅だが、住友林業の他の注文住宅モデルに比べて住宅性能の面では遜色はない。
だが、そもそも住友林業は気密性・断熱性の面ではそこまでズバ抜けて優秀というわけではない。気密性・断熱性は普通レベルじゃ。これも一応デメリットと言えるかもしれないのう。

ふーん。そうなんだ。
フォレストセレクションBFは断熱材にはなにを使っているの?

住友林業の他の注文住宅モデルと同等の装備となるぞい。詳しくは以下の通りじゃ。
フォレストセレクションBFの断熱箇所 | 断熱材(分厚さ) |
---|---|
外壁 | 高性能グラスウール16K(100mm) |
天井 | 高性能グラスウール16K(110mm×2) |
床下 | 押出法ポリスチレンフォーム(100mm) |
窓ガラス | Low-Eペアガラス(アルゴンガス) |
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
- 住友林業の気密性・断熱性
- Q値:1.92
- UA値:0.46~0.87(1.2地域で0.46・5.6.7地域で0.87)
- C値:非公表

断熱材は特別薄いわけではないが、特別分厚いわけでもない。普通じゃな。
窓断熱の装備も普通といったところじゃ。

C値は非公表なんだね。

うむ。まぁ住友林業は気密性の面はおそらく弱点じゃな。
断熱性も特別優秀なわけではない。この点は理解しておくべきじゃな。
標準仕様では熱交換換気システムが付かない

住友林業は標準仕様では「第3種換気システム」を採用しているぞい。第3種換気システムということは熱交換換気システムがついていないということじゃ。
正直、これはデメリットに挙げるかどうかは微妙なところじゃが、一条工務店など熱交換換気システムが標準装備されているハウスメーカーもあるので一応デメリットに挙げておくぞい。

熱交換換気システムがないと、空調効率が悪くなるんだっけ。

そうじゃな。空調効率などを気にする人は、フォレストセレクションBFにも全館空調システム「エアドリームハイブリッド」をオプション採用することは可能じゃ。エアドリームハイブリッドなら熱交換換気機能も付いているからね。

エアドリームハイブリッドって価格が高いんじゃなかったっけ?

35坪程度の広さの家で「195万円(税別)」じゃな。
まぁ割と高いが全館空調システムはこれくらいの価格はまぁ普通といえば普通じゃな。

ちなみにエアドリームハイブリッドについてはコチラの記事で解説しています!
3階建ては建てられない

それとフォレストセレクションBFは平屋タイプと二階建てタイプのプランはたくさん用意されているが、実は3階建てタイプはないのじゃ。

3階建ては建てられないんですね。

うむ。なので、都市部の狭小住宅など3階建て住宅を検討している方はちょっと難しいかもしれないのう。
住友林業のフォレストセレクションBFはどういう人にオススメか?

じゃあ、最後に「住友林業のフォレストセレクションBFはどういう人にオススメなのか?」を教えてください!

うむ。
フォレストセレクションBFは住友林業のセミオーダースタイルの規格住宅じゃ。高級ハウスメーカーの住宅性能をそのままにリーズナブルな価格でマイホームを建てられるのが大きな特徴じゃな。
平屋・二階建ての合計で1000通り以上の間取りタイプが用意されているので、よほどこだわりのある間取りを希望しない限り好みのものは見つかると思うぞい。
なので「間取りは使い易ければそれほどこだわらない」という方にはオススメできると思うぞい。
ただ、住友林業は気密性・断熱性に関してはそこまで得意としているわけではないので、気密性・断熱性を重視する人や、寒冷地にお住まいの方は慎重な判断が必要かもしれないのう。
また、フォレストセレクションBFは外壁に窯業系サイディングを採用している。窯業系サイディングの外観は、タイルやコンクリート外壁に比べると少し重厚感・高級感には欠けるかもしれない。
見た目の重厚さを求める人は外観のイメージをしっかり確認しておくべきじゃろうな。
注文住宅はとにかく「比較・相見積もり」が"超重要"です!




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テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃろ?だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?


そしてなによりテレビとは比較にならんくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!





と、いうかオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?




ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。




失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5~6社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!

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今回の記事をまとめると
- フォレストセレクションBFの特徴
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 1000通りもの間取りから選べる
- 4つの外観スタイルから選べる
- 4つのカラーバリエーションから選べる
- 床材も選べる
- フォレストセレクションBFのメリット
- リーズナブルに住友林業の家を建てられる(住宅性能は遜色なし)
- 人気のビッグフレーム構法を採用
- 保証が長い(初期保証30年・最長保証60年)
- フォレストセレクションBFのデメリット
- 規格住宅としてはそこまで安いわけではない
- 気密性・断熱性は普通レベル
- 標準仕様では熱交換換気システムが付かない
- 3階建ては建てられない
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