住友林業の構造 マルチバランス構法を解説します!

マルチバランス構法 住友林業の解説ブログ
マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事でも木造住宅専門メーカー 「住友林業」の構造を取り上げていくぞい。

前回は住友林業の「ビッグフレーム構法」について解説したので、今回は住友林業が手掛けるもう一つの構法「マルチバランス構法」についてフォーカスいていくんじゃ!

住友林業 マルチバランス構法の特徴

助手ちゃん
助手ちゃん

マルチバランス構法ですか。確か、ビッグフレーム構法のほうが新しい技術で近年では住友林業はビッグフレーム構法を主力商品に採用しているんですよね?

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。住友林業はどちらかというとビッグフレーム構法のほうをプッシュする営業方針のようじゃ。だがマルチバランス構法も耐震性能が高い優れた技術じゃ。希望の間取りやプランによって、ビッグフレーム構法かマルチバランス構法のどちらが適しているかが変わるのでどちらの特徴も知っておいて損はないぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

どんな間取り条件なのかで、適した構法が変わるのか!じゃあとりあえずマルチバランス構法がどんな特徴なのか教えてください!

マイホーム博士
マイホーム博士

ビッグフレーム構法が「ラーメン構造」を応用した構法であるのに対し、マルチバランス構法は日本家屋に古くから活用されている伝統的な「木造軸組み構造(在来工法)」に最新技術を組み合わせて応用した構法なんじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

どのような最新技術を使っているんでしょうか?ワクワク

マイホーム博士
マイホーム博士

マルチバランス構法に活用されている最新技術で注目するポイントは「スーパー檜(ひのき)」「剛床パネル」「きづれパネル」の3つじゃな。

マルチバランス構法 スーパー檜(ひのき)

助手ちゃん
助手ちゃん

じゃあ順番にいきましょう!まずはスーパー檜(ひのき)ってなんですか?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

スーパー檜ということは、檜が凄まじい怒りによって覚醒したってことですか?!

マイホーム博士
マイホーム博士

どこぞの戦闘民族じゃないんじゃよ…。スーパー檜とは、住友林業のマルチバランス構法専用の構造用集成材のことじゃ。

 

普通の檜よりも高品質な「国産の檜」を使用した構造材で、ラミナと呼ばれる集成材を構成する板材を含水率15%以下まで乾燥させ、結合力の強いフィンガージョイントにより一本の柱に加工したものじゃ。優れた強度と耐久性を持つ優秀な建材を使っているということじゃな!

 

ちなみに北海道では、スーパー檜の代わりに北海道産の木材である「スーパーカラマツ」を使っておるのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

スーパーカラマツってことは、おそまつさんに出てくるカラマツが怒りによって覚醒した…?

マイホーム博士
マイホーム博士

木材建材の話じゃよ…。怒りで覚醒とかはしないんじゃ。木材だから。

マルチバランス構法 剛床パネル

助手ちゃん
助手ちゃん

ハイ、んじゃ次に剛床パネルについて教えてください。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。剛床パネルもマルチバランス構法の採用される特徴的なパーツじゃな。剛床パネルは厚さ24mmとなり非常に剛性が高いものとなっておる。

 

建物の耐震性を高めるうえで、壁や柱にばかり注目しがちじゃが「床」も耐震性に大きく関わる部分なんじゃ。

 

地震は「縦揺れ」ばかりではなく「横揺れ」もある。横揺れの力は水平面である床を通じて、柱や壁に力が伝わるため、床の剛性が低いと床が(湾曲)変形してしてしまい建物に局部的に大きな負荷がかかる場合がある。だから床の剛性も大事なんじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

耐震性を高めるには床も大事なんですね。

マルチバランス構法 きづれパネル

助手ちゃん
助手ちゃん

じゃあ、次にきづれパネルってのはなんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。きづれパネルというのはマルチバランス構法で採用されている特殊な「耐力壁」のことじゃ。構造躯体の外周部にぐるりとギザギザというか、格子状のパネルがくっついておるんじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

本当だ。なんか格子状でオシャレですね。

助手ちゃん
助手ちゃん

まぁ完成してからは見えないんですけどね。

 

あれ?でもマルチバランス構法って「木造軸組み構造(在来工法)」を応用した構造って言ってませんでしたか?在来工法って「柱と梁で支えるタイプ」の構造ですよね?なのに耐力壁もあるんですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

良いところに気付いたのう!そうじゃ、マルチバランス構法は在来工法をもとにしており、在来工法は「柱と梁」で建物を支えるタイプ。じゃが、さらに耐震性能を高めるために「耐力壁」も採用しておるんじゃ。つまり、マルチバランス構法は「柱と梁と耐力壁」で建物の荷重を支えているということじゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

耐震性には期待できそうですね!でも、なんでこれギザギザなんですかね。

マイホーム博士
マイホーム博士

少なくとも格子状にしてあることで重量はカットされとるな。実際、きずれパネルは同サイズの構造用合板に比べて重量は30~40%カットされているのにも関わらず、剛性は1.3倍の強さがあるのじゃ。

 

建物というのは重ければ重いほど地震の影響を受けやすいので、重量をカットしてあるだけでも耐震性能が向上するんじゃ。ま、とにかく住友林業の独自のテクノロジーが詰まっているんじゃろう。

助手ちゃん
助手ちゃん

すごいですね!マルチバランス構法の話を聞いてるとビッグフレーム構法にも全然劣っていないように思います。

マルチバランス構法とビッグフレーム構法 結局どちらがオススメか?

助手ちゃん
助手ちゃん

ちょっと突っ込んだこと聞いちゃいますが、住友林業のビッグフレーム構法とマルチバランス構法って、結局のところどっちがオススメの構法なんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

単純比較は難しいのう。ちなみにどちらも標準仕様で耐震等級は最高等級3じゃ。さすが高級ハウスメーカーじゃの。

でどっちがオススメか?って話じゃが、これは「人による」としか言えないんじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

じゃあ具体的に「マルチバランス構法がオススメな人」と「ビッグフレーム構法がオススメな人」を教えてほしいポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

急に語尾にポンとか言い出した…。キャラ付け必死だな…。。

マイホーム博士
マイホーム博士

まず比較するとすれば価格じゃな。ビッグフレーム構法のほうが、基本的には坪単価が2~3万円ほど高いのじゃ。じゃから、「とにかく少しでも安く!」と考えている人はマルチバランス構法も選択肢になるはずじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

価格は少しマルチバランスが安い、と。

マイホーム博士
マイホーム博士

ただし細かく部屋数を分ける場合(間仕切りが多い間取り)は、マルチバランス構法の方が割高になる場合もある。

 

前にも解説したが、ビッグフレーム構法はドーンと広いリビングや大開口の窓などが得意なんじゃ。じゃからそういう広々とした間取りが好みならビッグフレーム構法がオススメじゃ。一般的な間取りで少しでも費用を抑えたい場合はマルチバランス構法がオススメじゃな。

 

まぁ正直、ビッグフレーム構法かマルチバランス構法かの選択肢については、実際に間取りプランを相談している時に担当者がオススメの構法を教えてくれるじゃろうからそこまで自分で考える必要はないじゃろう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

教えてくれてありがとうポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

あ、もう語尾はポンでいくんだ…。

マイホーム博士
マイホーム博士
注文住宅を考えはじめたら、なにはなくともまずは「カタログを比較すること」が第一歩じゃ。すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5~6社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
えーもう候補のハウスメーカーが決まっていても?ちょっと面倒くさいポン。なんでいちいち他の住宅カタログもチェックしないといけないの?
マイホーム博士
マイホーム博士
マイホームで失敗している人の大半が比較不足だからじゃ。現時点で気に入ったハウスメーカーがあっても、他にもっと高性能な家を建てるハウスメーカーもっと安く建てられるハウスメーカーがあるかもしれんぞい。 たぬきくんは数千万円単位の買い物で後悔してもいいのかな?
たぬきちゃん
たぬきちゃん
う…さすがにマイホームで失敗はしたくないポン…。
マイホーム博士
マイホーム博士
じゃあ絶対にカタログ比較はするべきじゃな。マイホームを建てる場所が決まっているなら、その都道府県に対応しているハウスメーカーで比較するのがオススメじゃぞい。
助手ちゃん
助手ちゃん
でも…自分の建築予定地に対応したハウスメーカーってどうやって調べればいいんですか?
マイホーム博士
マイホーム博士
カンタンじゃ。ライフルホームズなら自分が建てたい地域に対応したハウスメーカー・工務店をすぐに調べることができるし、そのままカタログを取り寄せられるんじゃ。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
便利じゃん。
マイホーム博士
マイホーム博士
もちろん建築予定地の対応ハウスメーカーを調べるのも、住宅カタログを貰うのも完全無料じゃから安心して使ってOKじゃ!
ライフルホームズ カタログTOP

今回の記事をまとめると

  • マルチバランス構法は住友林業の独自開発の構造
  • 在来工法を応用した構造
  • 柱と梁にプラスし、きづれパネルで耐震性を向上
  • 耐震等級3を標準装備
  • ビッグフレーム構法よりもやや安い(坪単価-2~3万円ほど)

コメント

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