
今回のブログでは、アキュラホームの新商品「超空間の家」について詳しく解説していくぞい!
アキュラホームの「超空間の家」について詳しく知りたい人は、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!
アキュラホームの「超空間の家」とは?

さて、今回のブログ記事ではアキュラホームが2021年4月24日より発売開始した「超空間の家」について詳しく特集していくぞい!

アキュラホームといえば「大空間の家」シリーズですよね!
超空間の家ってことは大空間の家がさらにパワーアップしたモデルなんですか?

その通り!…と言いたいところなんじゃが、実は「超空間の家」はほとんど大空間の家の商品名が変わっただけなんじゃよ。

え!?商品名が変わっただけ?

そう。大空間の家は、壁倍率15.4倍のトリプルストロングウォールという高強度の壁を採用することで、業界最大級の大空間を木造住宅で実現できることが最大の特徴だったのだが、超空間の家も基本的な特徴は同じ。
ただ「トリプルストロングウォール」の名称が「8トン壁」に変更になり、さらに商品名も「大空間の家」→「超空間の家」になっただけじゃな。

商品名が変わっただけで、住宅性能とかは変わっていないってことですか?

耐震性などの家の安全性や気密性・断熱性などの住宅性能については「大空間の家」と変化なしじゃな!
超空間の家Sとは?

ちなみにアキュラホームの「超空間の家」シリーズには「超空間の家」と「超空間の家S」があるぞい。

超空間の家Sの「S」ってどういう意味なの?

超空間の家SのSは「スペシャル(special)」のSらしい。
超空間の家よりもSの方が少し上位グレードで、設備などが少し豪華なようじゃ。
ただ、どんな風に豪華かはまだ調査中じゃ。まぁアキュラホームの超空間の家は自由設計の注文住宅だから、細かい仕様などは調整できるのであんまり気にしなくてもいいと思うけどね。
超空間の家の8トン壁

超空間の家は大空間の家の商品名が変わっただけなので、ほとんど大空間の家の記事の復習になってしまうが、一応特徴はおさらいしておこうか!
超空間の家の最大の特徴は、業界最強クラスの強度を誇る耐力壁「8トン壁」じゃ。

8トン壁

あ、前は「トリプルストロングウォール」って名前だった耐力壁のことですね?

そうそう。
なぜか、今はトリプルストロングウォールではなく「8トン壁」という名前になっているが、同じものじゃな。
木造軸組み工法で用いる耐力壁は「壁倍率2~4倍」くらいのものが一般的だが、8トン壁の壁倍率はなんと「15.4倍」!
建築基準法で定められた耐力壁の強さを表す数字のこと。壁倍率1倍=壁1mあたり1.96キロニュートン(KN)のチカラに耐えられる耐力壁ということ。木造軸組み工法では2~4倍耐力壁を採用するのが一般的。

8トン壁は1枚で壁6枚分の強度を誇り、30.3KN(3トン超え相当)のチカラに耐えることができるのじゃ。

3トンのチカラに耐えられるの?!
じゃあ、なんで8トン壁なの?3トン壁じゃん。

それは知らん!
ま、とにかく非常に強度が高い壁を採用することで木造住宅でも業界最大級の大空間が実現できるってことじゃな。
超空間の家で実現できる間取り例

これは「大空間の家」の特集記事でも解説しているが、アキュラホームでは非常に高強度な8トン壁をバランスよく配置することで高い耐震性を維持したまま耐力壁の数を少なくすることができている。
だから間取りの設計自由度をアップして「超空間=ひろびろとした大空間」を実現できるってことじゃな。

2倍耐力壁、4倍耐力壁の組み合わせの開口部

8トン壁の開口部

開口部を大きく確保したり、コーナー窓なんかも可能じゃよ!

開口部を大きく確保できるのは嬉しいですね!

実際に超空間の家で実現できる間取り例をピックアップしてみよう。

コーナー窓なんかは、建物の耐震性に影響を与えるので鉄骨造住宅や、木造系なら住友林業(ビッグフレーム構法)などの一部の高価格帯ハウスメーカーでしか実現できなかったが、アキュラホームはローコスト~ミドルコスト価格帯で、コーナー窓・大開口・大空間を実現できるようになったのだからこれはメリットじゃな!

大開口・大空間・コーナー窓は解放感が抜群だポン!

超空間の家では、8トン壁のおかげで従来までは必要だった壁の張り出しがなくなり狭小地でもビルトインガレージが実現できるようになったぞい。

ビルトインガレージも憧れるポン!

超空間の家は、壁量の制限が大きく緩和されたので狭小地におけるプランで自由度が上がったのも大きなメリットじゃな。狭小地プランでもこだわりの外観を実現できたりするぞい。

壁が強くなって設計自由度があがると狭小地設計にも強くなるんだね!

あとは超空間の家は「キリンさんと暮らせる」ってのがキャッチコピーとなる通り、吹き抜けのリビングも得意じゃよ!

実際キリンさんと暮らす人はいないと思いますけど、吹き抜けも開放感があっていいですね!

吹き抜けの場合は最大天井高5.6mが実現できるぞい。

5.6m・・・とんでもない開放感だポン。

吹き抜けにしなくても1階天井高で2.9mが可能。これもかなり高い方じゃよ。

超空間の家(1階の天井高2.9m)

天井が高いと高級感ありますね。
ローコストハウスメーカーとは思えません。

あとは最大で9mもの大開口窓や、30畳の無柱大空間も実現できるぞい。

超空間の家(最大9mの開口部)

9mの開口部ってすごいですね!

凄い開放感だポン!

これだけの設計自由度を確保したうえで、耐震等級3を取得できるのだからすごい。
設計自由度では、大手鉄骨系ハウスメーカーにも勝るとも劣らないレベルと言えるかもしれないね。
超空間の家の気密性・断熱性

超空間の家の気密性・断熱性は「大空間の家」と変わっていないが、復習ということでおさらいしてみよう。超空間の家の断熱仕様は以下の通り。
断熱箇所 | 超空間の家の断熱仕様 |
---|---|
外壁 | 高性能グラスウール(105mm) |
天井 | グラスウール(155mm) |
床下 | 高性能グラスウール(80mm) |
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
窓ガラス | Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り) |
アキュラホームの商品 | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
超空間の家 | 1.0以下 | 0.49~0.55 |

結論を言ってしまえば、超空間の家は気密性は普通、断熱性能は標準でZEH水準(UA値0.6)をクリアしているので優秀といったところじゃな!
ただし、超空間の家は大開口の窓などが実現できるので、大きな窓を採用するなら窓の仕様はアップグレードを検討してもいいかもしれないぞい。

そうか、窓は住宅のなかでも熱損失が大きな箇所ですもんね。

その通り。大きな窓を採用すると熱損失の大きい面積が増える。
だから、予算に余裕があるならば窓のアップグレードは良い選択肢と言えるかもしれない。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
超空間の家の耐震性

続いて超空間の家の耐震性能について。超空間の家は、標準仕様で耐震等級3を取得しているので心配ないと言えるじゃろう。

耐震等級3なら安心ですね!

ちなみに超空間の家は前代未聞の「実物大倒壊実験」というのを行っている。

倒壊実験?
普通、振動実験とか加振実験とかじゃないですか?

アキュラホームでは「家を倒壊させるつもりで振動実験を行った」そうじゃよ。
その時の様子の一部がこれ。

気になるところで実験が終わったポン…

実験に用いられた家、大空間で吹き抜けなうえコーナー窓で大開口窓とかなり条件が厳しいように思えますけど…。

まぁ結論を言ってしまうと、ガチで倒壊させるつもりで振動実験を行ったが、倒壊することはなかったようじゃな!アキュラホームの超空間の家は、大空間・大開口を実現しながらもかなり耐震性が高いと考えてよいじゃろう。
無垢フローリング・無垢建具を採用

超空間の家は大空間の家と同様で、内装に無垢フローリングや無垢建具を採用しているぞい。
これも大空間の家と同じ仕様じゃな。

いいですね!
無垢材を使った内装は上質で高級感があります。

ただし、無垢材はお手入れの手間も多少必要だけどね。
超空間の家の価格(坪単価)

超空間の家は大空間の家と比べて価格はどうなの?坪単価は高くなったりしてないの?

超空間の家は、基本的に大空間の家と同じ仕様なので価格もほぼ変更なしと考えていいじゃろう。
- 超空間の家の価格(目安)
- 坪単価:40~50万円前後

坪単価50万円で収まるなら安い気がしますね!

ま、アキュラホームの家は基本的に自由設計の注文住宅で、オプションを付けるとこの範囲に収まらないケースもあるが、それでも平均坪単価60万円以内(本体価格)くらいには収まるケースが多いようじゃよ。

これだけ広々とした大空間・大開口が実現できて、坪単価60万円以内なら安いんじゃない?

うむ。これまで鉄骨系大手ハウスメーカーや、一部の高級木造メーカーの強みだった大空間・大開口がローコスト寄りのハウスメーカーであるアキュラホームでも実現できるようになったのは大きな強みじゃな!
耐震性も高く、気密性・断熱性も悪くないレベルじゃ。コストパフォーマンスで言えば優秀と言えると思うぞい。
アキュラホーム 超空間の家 評判

超空間の家の倒壊実験すごいですね。窓もかなり大きいのにこれで倒れないのはすごい。

大空間の家となにが変わったのかわからん。

ローコストですみりん、積水並みの大開口を実現できるのは素直に魅力。木造でも倒壊実験の動画見る限り本当に地震には強そう。断熱と気密が心配だけど、オプションでグレードアップでなんとかなりそう。

建物本体価格は大手HMに比べれば安いほうだが、その他諸費用、外構もろもろ含めるとやっぱり高い。アキュラはローコストというよりミドルコスト住宅メーカーですね。

間取りの自由度は上がっても見た目の安っぽさは健在ですね。ローコストだから仕方ないとはいえ。
※インターネットやSNSなどの評判・意見を掻い摘んでピックアップ
アキュラホームの超空間の家はどういう人にオススメか?

では、最後にアキュラホームの「超空間の家はどういう人にオススメか?」という点を教えてください!

アキュラホームの「超空間の家」は商品名のとおり、自由度の高い空間設計を得意とする木造住宅じゃ。業界最高クラスの強度を誇る8トン壁を採用することで、高い設計自由度と耐震性を両立。「広々とした大空間」や「大開口の窓」「2台以上のビルドインガレージ」などが実現可能となっている。
これまで鉄骨系大手ハウスメーカーや、一部の高級木造メーカーの強みだった大空間・大開口がローコスト寄りのハウスメーカーであるアキュラホームでも実現できるようになったのは大きな強み。
ローコストでも安全性と設計自由度を両立したい方、開放的な間取りを求めている人なら要チェックのハウスメーカーと言えるじゃろう。

なるほど!安全性が高くて、開放感のある家が良い人にはぴったりだね!コスパも優秀だし!

ただしやはりアキュラホームはローコスト寄りのハウスメーカーじゃ。モデルチェンジしてパワーアップしたとはいえ、外観の重厚感・高級感では大手高級ハウスメーカーに及ばない部分もある。また気密性・断熱性もそこそこ優秀とはいえ、この点だけをみれば他に優秀なハウスメーカーもある。
外観の重厚感・高級感を求める人や住宅の快適性能を第一に考える人は他社としっかり比較したほうがいいじゃろうな。
■アキュラホームと価格帯が近いハウスメーカー
タマホーム
アイダ設計
アイ工務店
クレバリーホーム
ユニバーサルホーム
桧家住宅
富士住建
秀光ビルド
ヤマト住建
泉北ホーム
■アキュラホームより少し価格帯が高いハウスメーカー
トヨタホーム
ミサワホーム
一条工務店
アイフルホーム
アエラホーム
アキュラホームはタマホームと並ぶローコスト住宅の代表格といえるハウスメーカーです。
アキュラホームは、これまで「ココイエシリーズ」一本で勝負してきたハウスメーカーですが、2020年にココイエシリーズから「大空間の家」シリーズに商品モデルを刷新。トリプルストロングウォールを採用し耐震性を保ちつつ、広々とした大空間を実現しやすくなりました。ひろびろとした大空間のリビングや大開口の窓、コーナーサッシなど開放感のある室内空間を実現したい方にはオススメです。
アキュラホームを候補に検討している方は、やはり同価格帯のローコストハウスメーカーと比較されている方が多いです。特にライバル関係とも言われるタマホームとはぜひ比較しておきましょう。
またアキュラホームの場合は少しグレードが高いハウスメーカーも比較しておくのもオススメです。「もう少し価格を上げるとどう変わるのか?」を知っておくと失敗のリスクも減ると思います。
競合ハウスメーカーと見比べることで「今までとは別の大事なポイント」が新たにわかることもあります。アキュラホームを候補にしている方は、ぜひ上記のハウスメーカーと比較しておいてください。
↓アキュラホームとよく比較されるハウスメーカー↓
↓アキュラホームとよく比較されるハウスメーカー↓
今回の記事をまとめると
- 超空間の家のメリット
- 坪単価が安い(ローコスト住宅)
- 壁倍率15倍8トン壁を採用
- 間取り・設計自由度が高い
- 標準仕様で耐震等級3を確保
- 気密性・断熱性能もそこそこ優秀
- 無垢材フローリング・無垢材建具を採用
- 壁量が少ないためリフォームがしやすい
- 超空間の家のデメリット
- 外観の重厚感・高級感は乏しいという評判アリ
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アキュラホームの超空間の家の口コミを募集!

アキュラホームの超空間の家の口コミを募集しています!

アキュラホームの超空間の家で注文住宅を建てた方はもちろん、超空間の家を検討している方でもご意見・ご感想があればページ最下部よりバンバン口コミを寄せてほしいポン!
コメント
基本的に大空間の家と大差はないのね。
タマホームとアキュラホーム、どっちがおすすめ?1000万円台で建てたいのですが・・・。
アキュラでも標準UA値でZEH基準は超えてるんですね。それならローコストで十分な気がしてしまう。タマホームとかもですが、最近はローコスト系のメーカーも断熱に力を入れてきている気がします。デザインも素人めにはそれなりにおしゃれに見えるし候補にしてもいい気がします。さすがに1000万近く安くできるなら月々の負担額がだいぶ違いますしね