今回のブログ記事では断熱材「ポリエチレンフォーム」の特徴・メリット・デメリットについて詳しく解説していくぞい!
断熱材 ポリエチレンフォームとは
今回のブログ記事は断熱材「ポリエチレンフォーム」の特集じゃよ!ポリエチレンフォームは、ちょっとマイナーな断熱材じゃがアシスタント諸君は知っているかのう?
あれ?前に断熱材のポリエチレンフォームって解説しませんでしたっけ?
前にやったのは「ポリスチレンフォームの記事」じゃな!今回はポリエチレンフォームじゃよ。
「ポリスチレン」と「ポリエチレン」…
名前が似すぎだよ!紛らわしいからやめてほしいポン。
そうじゃな。どちらも発泡プラスチック系の断熱材だしね。
じゃあもう解説はしなくていいんじゃない?ポリスチレンフォームと同じってことで!
いやいやそうはいかんよ。微妙に違うんじゃから。
ポリエチレンフォームとポリスチレンフォームの違い
で、ポリエチレンフォームだっけ?ポリスチレンフォームと何が違うの?
ポリスチレンフォームは「ポリスチレン樹脂」に発泡剤を混ぜあわせて発泡させたもので、ポリエチレンフォームは「ポリエチレン樹脂」に発泡剤を混ぜ合わせて発泡させたものじゃ。
いやいや・・・「エ」と「ス」しか違いがないじゃん。
もっとわかりやすく解説してポン!
わかりやすく言うと、ポリスチレンはいわゆる「発泡スチロール」のことで、ポリエチレンは「ポリ袋」とか「ポリタンク」にも使われる素材じゃな!
いきなりわかりやすくなった!
コンビニで貰える袋もポリエチレンですか?
そうそう。ビニール袋って言われるヤツはだいたいポリエチレン袋じゃな。
具体的なポリスチレンフォーとの違いは「柔軟性が高い」という点じゃな。ポリエチレンフォームはポリスチレンフォームに比べて「柔らかい」のじゃ。
柔らかいとどういう使い道があるんですか?
うむ。柔らかい断熱材は柱のスキマだったり、配管カバー付近など入り組んだ部位に敷きつめやすいのが大きな特徴じゃな!なので、ポリエチレンフォームは住宅の断熱材としてはメインで使われるというより、部分的に採用されることの方が多い断熱材じゃな。
ポリエチレンフォームの断熱性
ポリエチレンフォームの断熱性能はどうなの?優秀なの?
ポリエチレンフォームの断熱性能は、まぁ「普通」じゃな。一応、熱伝導率はおよそ「0.039W/(m・K)」程度ってところじゃ。
比較対象がないとわかりにくいポン!
では、わかりやすいようにその他の断熱材と比べてみよう。
断熱材の種類 | 熱伝導率[W/(m・K)] |
---|---|
ポリエチレンフォーム | 0.039 |
グラスウール | 0.034~0.050 |
ビーズ法ポリスチレンフォーム | 0.034 |
押出法ポリスチレンフォーム | 0.028 |
硬質ウレタンフォーム | 0.024 |
確かに他の断熱材と比較しても、熱伝導率は良いとも悪いとも言えない数値ですかね。
ポリエチレンフォームは火に弱い
ポリエチレンフォームの弱点は「耐火性」じゃよ。
発泡プラスチック系の断熱材は耐火性が弱点なモノが多いですね。
うむ。なので火や熱には注意しないといけないのう。
ポリエチレンフォームは燃えた場合は有毒ガスは発生するの?
いや、有毒ガスは発生しないので大丈夫だぞい。
ポリエチレンフォームはシロアリに弱い
そういえばポリエチレンフォームはシロアリには弱いの?
うむ。シロアリは発泡プラスチック系の断熱材もかじってくる可能性がある。ポリエチレンフォームもシロアリにかじられて家の侵入経路になる可能性があるので注意が必要じゃ。
いずれにしても木造住宅はシロアリ対策が必須ですね!
断熱材 ポリエチレンフォームを採用している主なハウスメーカー
ところでポリエチレンフォームをメインの断熱材として採用しているハウスメーカーってあるの?
いや、ワシの知る限りでポリエチレンフォームをメインの断熱材として採用しているハウスメーカーはないぞい。
無いんかい!
知名度の低い地元工務店などではあるかもしれないが、大手ハウスメーカーや知名度の高い工務店ではほとんどポリエチレンフォームは使っていないようじゃな。
ポリエチレンフォームはどちらかというと新築注文住宅よりも「リフォーム」や「DIY」などでよく使われる断熱材じゃな!
今回の記事、書く必要あったんですかね!(怒)
だって…せっかくだから断熱材の記事をコンプリートしたかったんだもん…。
せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。
マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。
UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています。
もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。
住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。
カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!
今回の記事をまとめると
- ポリエチレンフォームのメリット
- 価格が安い
- 柔らかいため入り組んだ部分に敷きつめやすい
- 万が一燃えた場合でも有毒ガスが発生しない
- ポリエチレンフォームのデメリット
- 耐火性が弱い
- シロアリに弱い
注文住宅のマイホーム計画は「比較・相見積もり」が"超重要"です!
さて、アシスタント諸君よ!
注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たしかにマイホームって購入経験ないですし。
まずなにからすればいいのかわからないですね…。
チッチッチ!
「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。
長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。
なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫
これはなにも住宅に限った話ではない。
例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
そりゃあ比較するよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損しちゃうじゃん。
そう!その通りなんじゃ。
家よりもはるかに安い買い物の家電でもじっくり比較してから買い物するのだから注文住宅だって比較して当然。
なるほど。
それは確かにその通りですよね。
それにね。注文住宅はハウスメーカーが違えば「住宅性能の差」「デザイン性の差」「メンテナンス性の差」が非常に大きいもの。
そしてなによりテレビとは比較にならないくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
そうなんですか…
いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
1000万円も価格差があることもあるの?!
同じような住宅性能スペックなのに?!
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。
と、いうかそもそもオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
1社を見学しただけで気に入ってしまって営業マンに言われるがままに家を建ててしまうということは自分の希望条件の家の適正価格がわからないまま「人生最大の買い物」をするということじゃ。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
うむ。
だからこそ注文住宅のマイホーム計画はまずは住宅カタログを比較するべきなんじゃよ!
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」と「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
チッチッチ!
住宅カタログの取り寄せは完全無料だし、候補のハウスメーカーのHPで一つ一つ取り寄せるような面倒な作業も必要ない。
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建てたいエリアやおおまかな予算を入れるだけで、施工可能なハウスメーカー・工務店がバシッと出てくるので手続きもそれこそ3分ほどでできちゃうぞい。超簡単じゃよ。
無料で簡単、すぐ届く。
住宅カタログの比較はメリットこそたくさんあるが、デメリットになるようなことは一つもないので間違いなくやっておくべき「家づくりの必須項目」と心得るのじゃ。
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!
家づくり失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!
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まずは抽出するハウスメーカーの検索条件を選びます。
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