断熱材 ポリエチレンフォームの特徴・メリット・デメリットを解説します!

ポリエチレンフォーム注文住宅の断熱材について
マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事では断熱材「ポリエチレンフォーム」の特徴・メリット・デメリットについて詳しく解説していくぞい!

断熱材 ポリエチレンフォームとは

マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事は断熱材「ポリエチレンフォーム」の特集じゃよ!ポリエチレンフォームは、ちょっとマイナーな断熱材じゃがアシスタント諸君は知っているかのう?

助手ちゃん
助手ちゃん

あれ?前に断熱材のポリエチレンフォームって解説しませんでしたっけ?

マイホーム博士
マイホーム博士

前にやったのは「ポリスチレンフォームの記事」じゃな!今回はポリエチレンフォームじゃよ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

「ポリスチレン」と「ポリエチレン」…
名前が似すぎだよ!紛らわしいからやめてほしいポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。どちらも発泡プラスチック系の断熱材だしね。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

じゃあもう解説はしなくていいんじゃない?ポリスチレンフォームと同じってことで!

マイホーム博士
マイホーム博士

いやいやそうはいかんよ。微妙に違うんじゃから。

ポリエチレンフォームとポリスチレンフォームの違い

たぬきちゃん
たぬきちゃん

で、ポリエチレンフォームだっけ?ポリスチレンフォームと何が違うの?

マイホーム博士
マイホーム博士

ポリスチレンフォームは「ポリスチレン樹脂」に発泡剤を混ぜあわせて発泡させたもので、ポリエチレンフォームは「ポリエチレン樹脂」に発泡剤を混ぜ合わせて発泡させたものじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

いやいや・・・「エ」と「ス」しか違いがないじゃん。
もっとわかりやすく解説してポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

わかりやすく言うと、ポリスチレンはいわゆる「発泡スチロール」のことで、ポリエチレンは「ポリ袋」とか「ポリタンク」にも使われる素材じゃな!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

いきなりわかりやすくなった!

助手ちゃん
助手ちゃん

コンビニで貰える袋もポリエチレンですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

そうそう。ビニール袋って言われるヤツはだいたいポリエチレン袋じゃな。

具体的なポリスチレンフォーとの違いは「柔軟性が高い」という点じゃな。ポリエチレンフォームはポリスチレンフォームに比べて「柔らかい」のじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

柔らかいとどういう使い道があるんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。柔らかい断熱材は柱のスキマだったり、配管カバー付近など入り組んだ部位に敷きつめやすいのが大きな特徴じゃな!なので、ポリエチレンフォームは住宅の断熱材としてはメインで使われるというより、部分的に採用されることの方が多い断熱材じゃな。

ポリエチレンフォームの断熱性

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ポリエチレンフォームの断熱性能はどうなの?優秀なの?

マイホーム博士
マイホーム博士

ポリエチレンフォームの断熱性能は、まぁ「普通」じゃな。一応、熱伝導率はおよそ「0.039W/(m・K)」程度ってところじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

比較対象がないとわかりにくいポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

では、わかりやすいようにその他の断熱材と比べてみよう。

断熱材の種類熱伝導率[W/(m・K)]
ポリエチレンフォーム0.039
グラスウール0.034~0.050
ビーズ法ポリスチレンフォーム0.034
押出法ポリスチレンフォーム0.028
硬質ウレタンフォーム0.024
助手ちゃん
助手ちゃん

確かに他の断熱材と比較しても、熱伝導率は良いとも悪いとも言えない数値ですかね。

ポリエチレンフォームは火に弱い

マイホーム博士
マイホーム博士

ポリエチレンフォームの弱点は「耐火性」じゃよ。

助手ちゃん
助手ちゃん

発泡プラスチック系の断熱材は耐火性が弱点なモノが多いですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。なので火や熱には注意しないといけないのう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ポリエチレンフォームは燃えた場合は有毒ガスは発生するの?

マイホーム博士
マイホーム博士

いや、有毒ガスは発生しないので大丈夫だぞい。

ポリエチレンフォームはシロアリに弱い

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そういえばポリエチレンフォームはシロアリには弱いの?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。シロアリは発泡プラスチック系の断熱材もかじってくる可能性がある。ポリエチレンフォームもシロアリにかじられて家の侵入経路になる可能性があるので注意が必要じゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

いずれにしても木造住宅はシロアリ対策が必須ですね!

断熱材 ポリエチレンフォームを採用している主なハウスメーカー

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ところでポリエチレンフォームをメインの断熱材として採用しているハウスメーカーってあるの?

マイホーム博士
マイホーム博士

いや、ワシの知る限りでポリエチレンフォームをメインの断熱材として採用しているハウスメーカーはないぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

無いんかい!

マイホーム博士
マイホーム博士

知名度の低い地元工務店などではあるかもしれないが、大手ハウスメーカーや知名度の高い工務店ではほとんどポリエチレンフォームは使っていないようじゃな。

 

ポリエチレンフォームはどちらかというと新築注文住宅よりも「リフォーム」や「DIY」などでよく使われる断熱材じゃな!

助手ちゃん
助手ちゃん

今回の記事、書く必要あったんですかね!(怒)

マイホーム博士
マイホーム博士

だって…せっかくだから断熱材の記事をコンプリートしたかったんだもん…。

断熱性で後悔している人はすごく多いんです!

せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。

マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。

UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています

もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。

住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。

カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!

≫高気密・高断熱のハウスメーカーを比較する≪

ちなみに住宅カタログ一括請求をすると「営業電話がバンバンかかってくるのでは?」と不安に思う方も多いと思います。日中はお仕事が忙しくて、たくさん電話がくると困る場合もあるでしょう。

そんな場合はカタログ請求をする際、自由記入欄(お問い合わせ内容の欄)がありますので、そちらに「ご連絡いただく場合はメールでお願いします」と一言書いておくのがオススメです。これだけで直接電話がかかってくる回数はかなり減ります。個人的な実体験ですが、以前15社以上を一度にカタログ請求した時にこの文言を書いたところ電話がかかってきたのは1社だけでした。

今回の記事をまとめると

ポリエチレンフォームのメリット
価格が安い
柔らかいため入り組んだ部分に敷きつめやすい
万が一燃えた場合でも有毒ガスが発生しない
ポリエチレンフォームのデメリット
耐火性が弱い
シロアリに弱い

注文住宅はとにかく「比較・相見積もり」が"超重要"です!

マイホーム博士
マイホーム博士
さて、アシスタント諸君よ! 注文住宅でマイホームを建てたいと思った時「まず何をすべきか?」知っているかね?
たぬきちゃん
たぬきちゃん
わかんないポン!
助手ちゃん
助手ちゃん
えーと、あ!住宅展示場に行けばいいんじゃないですか?
マイホーム博士
マイホーム博士
チッチッチ! 「いきなり住宅展示場へ行く」のはハッキリ言ってオススメしないぞい。長くなるのでオススメしない理由は以下のリンクで読むのじゃ。

なんで「いきなり住宅展示場へ行っちゃダメなの?」理由はコチラ!≫

マイホーム博士
マイホーム博士
結論から言うが、マイホームを検討し始めたらまずは「カタログ比較をする」のが正解じゃよ!
たぬきちゃん
たぬきちゃん
なんでや?
マイホーム博士
マイホーム博士
なにも住宅に限った話ではない。例えば最新型テレビを買う場合を考えてみよう。
テレビも同じような見た目でも画質や機能はもちろん価格だってピンキリじゃ。だからテレビを買う前にスペックを比較するもんじゃろ?
たぬきちゃん
たぬきちゃん
そりゃあするよね。
だって知らないで画質が悪いテレビとか価格が高いテレビ買っちゃったら損じゃん。
マイホーム博士
マイホーム博士
そう!その通りなんじゃ。
注文住宅だって同じような見た目でも「性能差」「デザイン差」が大きいもの。 そしてなによりテレビとは比較にならんくらいに「価格の差」が大きいのじゃ!
助手ちゃん
助手ちゃん
そうなんですか… いったいどれくらいの価格差があるものなんですか?
マイホーム博士
マイホーム博士
ハッキリ言って同じような性能の家でもハウスメーカーが違えば200万円、300万円の価格差があることは当たり前。場合によっては800万円以上の価格差があることだってザラじゃよ。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
800万円以上も?!
助手ちゃん
助手ちゃん
じゃあ注文住宅を比較しないで買っちゃったら知らず知らずのうちに800万円も損していたってことがあり得るってことですか?!
マイホーム博士
マイホーム博士
余裕であり得るし、別に珍しい例じゃないぞい。

と、いうかオーダーメイドの注文住宅の場合「複数のハウスメーカーで比較しない限り、自分の希望条件のマイホームの適正価格がつかめない」と言った方が正確じゃろうな。
どうじゃ?
もし自分がウン百万円単位の金額を損していたことが後からわかったら後悔するじゃろ?
たぬきちゃん
たぬきちゃん
いや、後悔なんてモンじゃないんだが。
マイホーム博士
マイホーム博士
うむ。 だからこそまずはカタログ比較をするべきなんじゃよ!
たぬきちゃん
たぬきちゃん
カタログを比較すればハウスメーカーの価格差で泣くことはないの?
マイホーム博士
マイホーム博士
正確には、複数社のカタログを比較して候補のハウスメーカーを見つけたら次に「相見積もり」をすることが絶対条件にはなるけどね。
ただ、ハッキリ言って「複数社のカタログ比較」「相見積もり」という手順を踏むだけでウン百万円単位の金額を損してしまう可能性は格段に減ると言ってよい。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
比較めちゃくちゃ大事じゃん。
マイホーム博士
マイホーム博士
うむ。それにカタログを比較することによって価格差だけでなく、目には見えにくい「住宅性能も比較できる」からね!
助手ちゃん
助手ちゃん
なるほど。そういう見た目でわからない部分を比較できるのもいいですね!
マイホーム博士
マイホーム博士
そういうこと!
なにより家族でカタログを見ながら「これもいいな!それもいいな!」と話す時間は最高に楽しいものじゃよ!

失敗の確率も減るし、すでに気になるハウスメーカーがあったとしても「少なくとも5~6社くらいの住宅カタログは比較しておくこと」をオススメするぞい!

コチラからすぐに住宅カタログを比較してみよう!

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