断熱材の性能を比較してみた!

断熱材のイメージ画像 注文住宅の断熱材について
マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事では一戸建て住宅には欠かせない「断熱材」の断熱性能を詳しく比較していくぞい!そもそも断熱材にはどんな種類があるのか?それぞれの断熱性能はどれくらいなのか?など新築マイホームの断熱材について詳しく知りたい方にオススメのブログ記事となっておるんじゃ!

断熱材の種類

マイホーム博士
マイホーム博士

ではさっそくじゃがアシスタント諸君は断熱材にはどんな種類があるのか知っておるかね?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

知らないポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

えーと、グラスウールでしたっけ?名前だけは聞いたことがあります。

マイホーム博士
マイホーム博士

それじゃあほぼなにも知らないのと同じじゃのう。ではイチから一戸建て住宅に使われる断熱材はどんな種類があるのか?という点から説明していこう。

 

まず断熱材は大きく分けると「繊維系断熱材」「発泡プラスチック断熱材」の2つのカテゴリに分類されるのじゃ。

繊維系断熱材

繊維系断熱材とは、その名のとおり繊維を使用して外気を遮断するタイプの断熱材で住宅の断熱材としてもっとも一般的です。繊維系断熱材は繊維質の中に無数の空気層があり、この働きによって外気をシャットアウトします。
繊維系断熱材のなかでも細かく分類すると「無機質系」「木質繊維系」「天然素材系」の3種類があります。天然素材系と木質繊維系の一部は価格が高いですが、無機質系は価格が安価なので住宅価格を抑えることが可能です。

主な繊維系断熱材(無機質系)

  • グラスウール
  • ロックウール

主な繊維系断熱材(木質繊維系)

  • セルロースナノファイバー
  • インシュレーションボード

主な繊維系断熱材(天然素材系)

  • ウール

発泡プラスチック系断熱材

プラスチック系の素材を「発泡」させることにより、内部に無数の空気層を閉じこめた断熱材です。空気層がしっかりと固定されており断熱性能は比較的高いですが、価格は一般的な繊維系断熱材よりもやや高価です。

主な発泡プラスチック系断熱材

  • ビーズ法ポリスチレンフォーム
  • 押出法ポリスチレンフォーム
  • 硬質ウレタンフォーム
  • 軟質ウレタンフォーム
  • ポリエチレンフォーム
  • フェノールフォーム

断熱材の性能を一覧表で比較しよう!

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁザックリと一戸建て住宅に使われている断熱材はこんなところじゃの!けっこういっぱい種類があるじゃろ!

 

それぞれでまた断熱性能や特徴が違うから、覚えるのが少し大変じゃのう!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

いっぱいありすぎだポン!こんなの覚えられないポ~ン!

助手ちゃん
助手ちゃん

たしかに…覚えきれるかな…。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ、けっこう種類があるので覚えるのは少し大変じゃが、断熱材は住宅の重要な部分じゃから覚えておいて損はないぞ!ま、覚えなくてもこのページでしっかり解説しておくから、覚えなくてもいつでも確認できるように「ブックマーク」しておけばいいんじゃからカンタンじゃ!

 

ということでブックマーク用に各断熱材の特徴を一発で比較できる一覧表を作っておいたぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

さすがはかせ!ブックマークなら僕にもできるポン!

断熱材の性能比較 一覧表

断熱材名 熱伝導率 不燃性 防蟻性 遮音性 湿度抵抗 耐久性 価格
グラスウール 0.034~0.050 ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ 安い
ロックウール 0.038 ☆☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ 安い
セルロースナノファイバー 0.040 ☆☆ ☆☆☆ 高い
インシュレーションボード 0.040
ウール 0.040 ☆☆☆ 高い
ビーズ法ポリスチレンフォーム 0.034
押出法ポリスチレンフォーム 0.028
硬質ウレタンフォーム 0.024 ☆☆ 高い
ポリエチレンフォーム 0.039 ☆☆
フェノールフォーム 0.020 高い
たぬきちゃん
たぬきちゃん

一覧表になっていると楽ちんだポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。一つ欠点が「スマホからだと見にくい」ってところじゃの。その内、スマホ対応でみやすくしたいとは思っておるが…それはゆくゆくじゃのう。

助手ちゃん
助手ちゃん

えーと、この表によると断熱材で重要なポイントは…

  • 熱伝導率
  • 不燃性
  • 防蟻性
  • 遮音性
  • 湿度抵抗
  • 耐久性
  • 価格

この6項目ってことですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

その通りじゃ!断熱材では「熱の伝わりやすさ(伝わりにくさ)」を表す熱伝導率が重要なのは言うまでもないが、他にも重要な項目がある。それが上記の項目じゃ。

マイホーム博士
マイホーム博士

あ、ちなみに熱伝導率は「熱の伝わりやすさ」を数値化したものじゃから断熱性能を測る場合「数値が小さい方が優秀」ということになるぞい。

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど、断熱性能は熱が伝わりにくい方が優秀だから「数値が低い」のが良い断熱材なんですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。補足サンキューじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

このなかで「不燃性」とか「遮音性」「耐久性」は意味がわかるけど「防蟻性」「湿度抵抗」というのがなにを表すのかよくわからないポン。

 

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ、まず防蟻性は「ぼうぎせい」と読む。読んで字のごとく「シロアリの被害を防ぐ」という意味じゃ。一戸建て住宅、特に木造住宅にとって「シロアリ」は大敵じゃからのう!断熱材のなかには、シロアリが好んで食べる素材もある。

 

断熱材比較 一覧表ではシロアリが好んで食べる断熱材は「防蟻性」の項目が低くなっておるぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

シロアリこわい!そういう項目も大事だポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

湿度抵抗というのはなんでしょう?

マイホーム博士
マイホーム博士

これも読んで字のごとく「湿度に対する抵抗力」のことじゃな。

と、いうのも断熱材にとって「湿気」は大敵なのじゃ。断熱材の種類にもよるが、湿気を吸ってしまうことによって断熱性能が急激に劣化してしまうこともある。じゃから「湿度に対する抵抗力」も重要な比較ポイントというわけじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

うーん、でも湿気はどうすれば防げるんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

良い質問じゃ。

断熱材が湿気を吸わないようにするためには「気密性能」が重要じゃな!要は、家の中に「スキマ」がなければ壁の中に入っている断熱材も湿気を吸いにくい。

 

もし湿度抵抗の低い断熱材を採用するなら、気密性能は重視しておいた方が良いのう!例えば、グラスウールなんかは湿度抵抗が弱点じゃが、グラスウールを採用しているハウスメーカーは気密性能にはかなり気を使っているはずじゃ。

 

もしグラスウールを使っていて、なおかつ気密性能を「数値」で公表していない場合は注意すべきじゃな!

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど!そういうところでハウスメーカーの良し悪しを測ることもできるわけですね!

結局、どの断熱材が一番よいか?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

で、結局一番いい断熱材はどれなんですかね?

マイホーム博士
マイホーム博士

ぐぬぬ。そういう質問がくると思っておったが、やっぱりきたか。確かに「どれが一番いい断熱材なのか?」は気になるところだとは思うが、一覧表のとおり、どの断熱材にも「メリット(長所)」と「デメリット(短所)」があるから、一概にこの断熱材が一番いい!と決めつけることは難しいのじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

単純に「熱伝導率」が優秀で、他の項目も優秀なのがオススメなんじゃないんですかね?

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁ確かにそれぞれの項目でバランスがいいのは優秀な断熱材と言えるが、他にも判断のポイントがある。例えば建設予定地の気候とかでも選ぶべき断熱材は変わるぞい。

 

例えば、北海道や東北地方など「寒冷地」で家を建てるなら、とにかく断熱性能の高いものを選択すべきだし、逆に沖縄や九州など比較的暖かい地域は断熱性能はそこまで重視せんでもいい。その代わり暖かい地域はシロアリが活発とも言われる。暖かい地域では防蟻性は重視した方がいい、とかな!

助手ちゃん
助手ちゃん

構造でも変わりますよね、鉄骨造ならシロアリ被害を受けにくいから防蟻性はあまり重視しなくていいとか。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

建設予定地や構造で選ぶべき断熱材は変わるポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ!それに最終的には「この性能を重視したい!」という施主の好みによるところが大きい。なので、一概に「この断熱材が一番いい!」とは言えないのじゃ。

 

と、いうことで次回以降のブログ記事で「各種断熱材の特徴にフォーカスして解説していく」つもりじゃ!なので、それぞれの断熱材の特徴を詳しく知ったうえで最終的な判断材料にすればいいと思うぞい!

助手ちゃん
助手ちゃん

それは役立ちそうですね!では次回はどの断熱材を解説しますか?

マイホーム博士
マイホーム博士

やっぱり日本で一番ポピュラーな断熱材「グラスウール」からじゃろう!グラスウールについて詳しく知りたい方は次回の記事をまっておくのじゃ。

断熱性で後悔している人はすごく多いんです!

せっかくマイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。

マイホームの温熱環境で後悔したくないなら、必ず「UA値」という数値をカタログスペックで比較してください。UA値は「住宅の断熱性能を客観的に示す数値」で、値が低いほど優秀と考えてください。

UA値は間取りプランごとに異なるため、カタログに載っている数値はあくまで目安です。ですが目安を掲載するかどうかがハウスメーカーの「断熱に対する自信の差」。現に断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ必ず「UA値」の目安を載せています

もしカタログにUA値の目安が掲載されていなければ「断熱に自信なし」と考えていいです。断熱性は各ハウスメーカーの実力差が顕著に表れるポイントです。断熱性で戦っても競合他社に勝てないメーカーは「あえてUA値を載せていない」というケースが多いのです。

住宅性能のなかでも断熱性は「特に日常的に実感する性能」です。断熱で後悔している人が多いということは、裏をかえせば断熱性が高い住まいは驚くほど快適ということでもあります。

カタログスペックの「UA値」で比較しておけばマイホームの温熱環境の失敗はまずありません。せっかくの注文住宅、温熱環境で後悔しないために「UA値」は必ず最新のカタログで比較しましょう!

≫高気密・高断熱のハウスメーカーを比較する≪

ちなみに住宅カタログ一括請求をすると「営業電話がバンバンかかってくるのでは?」と不安に思う方も多いと思います。日中はお仕事が忙しくて、たくさん電話がくると困る場合もあるでしょう。

そんな場合はカタログ請求をする際、自由記入欄(お問い合わせ内容の欄)がありますので、そちらに「ご連絡いただく場合はメールでお願いします」と一言書いておくのがオススメです。これだけで直接電話がかかってくる回数はかなり減ります。個人的な実体験ですが、以前15社以上を一度にカタログ請求した時にこの文言を書いたところ電話がかかってきたのは1社だけでした。

今回の記事をまとめると

  • 断熱材の性能比較は一覧表のとおり(表をみて!)
  • 熱伝導率は数値が低いほうが優秀
  • 断熱材のなかにはシロアリ被害を受けやすいものもある
  • 断熱材に湿気は大敵
  • 断熱材は「建設予定地の気候」や「構造」に合うものを選ぼう!

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