
今回のブログ記事では、一条工務店が2019年9月より販売開始した新型の熱交換換気システム「ロスガード90 うるけあ」について詳しく解説していくぞい!
一条工務店の「ロスガード90 うるけあ」について知りたければ、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ。
一条工務店のロスガード90 うるケアとは

さて!今回は一条工務店の「ロスガード90 うるケア」の特集記事じゃよ!

あれ?一条工務店のロスガード90なら前にブログで解説しなかったっけ?

ノーマルバージョンの「ロスガード90」については以前の記事で特集したが、実は一条工務店では2019年9月より新しいタイプの「ロスガード90」を発売しているんじゃ。
一条の誇る新型の熱交換換気システム、それこそが「ロスガード90 うるケア」なんじゃよ!

へー!そうなんだ!一条工務店ってポンポン新商品が出てくるね。

前のロスガード90の記事でも「うるケア」って商品も出ているって、チラッと言ってましたね。で、うるケアはどんな商品なんですか?

うむ。「ロスガード90 うるケア」は一条工務店とパナソニックが共同で開発した全館加湿&換気システムじゃ。
カンタンに言えば従来のロスガード90に「全館加湿機能」を追加されたものじゃよ。

全館加湿機能ですか!従来のロスガード90には加湿機能はついていなかったですからね。

うむ。ロスガード90を標準採用している一条工務店の家は「冬場に乾燥しやすい」というのが大きな弱点であったわけじゃが「ロスガード90 うるケア」によってこの弱点を克服した格好じゃな!

さすが一条工務店ですね。

うむ。自社の弱点を把握しているからこそできる芸当じゃな!
ロスガード90 うるケアのメリット

ではロスガード90 うるケアについてメリットとデメリットを解説していくぞい!まずはメリットからじゃ。ロスガード90 うるケアにはこんなメリットがあるぞい。
- ロスガード90 うるケアのメリット
- 冬も家中が乾燥しない
- ナノサイズのミストで加湿
- 洗浄・給水がフルオート(メンテナンスフリー)
- 付けっぱなしでも電気代がお得
- 音が静かになった

ちなみに「ロスガード90 うるケア」はロスガード90をさらに進化させたモデル。従来のロスガード90の熱交換換気システム機能は当然ながら備えているぞい。
なので、ロスガード90の機能(メリット・デメリット)が知りたい方は、以前の記事「ロスガード90の解説記事」をみてくれれば詳しくわかるぞい。
と、いうわけで上記にあげたのは「うるケア」だけのメリットと考えてOKじゃ。

なるほど。このページではあくまで「うるケアのメリット・デメリット」を解説するってわけですね。

その通り!では解説していこう。
冬も家中が乾燥しない

ロスガード90 うるケアの最大のメリットはやはり「加湿機能」を備えた点じゃろう。従来の一条工務店の家は高気密・高断熱ゆえ「冬場に乾燥しやすい」のが大きな弱点だったわけじゃ。うるケアによって乾燥の悩みから解放されるというのは非常に大きなメリットじゃ!

なんで高気密・高断熱の家って乾燥しやすいの?

高気密・高断熱の家は冬場の気温を高く保つことができる。湿度は気温が高ければ高いほど、相対湿度が低くなってしまうものなんじゃ。だから高気密・高断熱の家は乾燥しやすいのじゃよ。
この点は詳しく解説しようとすると長くなるので、この辺で止めておくことにしよう。とにかく冬場に家の中を暖かく保つと湿度が低くなりやすいと考えればOKじゃ。

ふーん。難しい話は聞きたくないからそれで良いポン。

うむ。話を少し戻すが、冬場の乾燥は健康を害する要因でもある。家の空気が乾燥していると、ノドを傷めやすいし風邪もひきやすいじゃろう。

確かに。冬場にエアコン付けっぱなしで寝たら翌日ノドが痛いですよね。

うむ。だから、冬場は寝室やリビングに加湿器を置くわけじゃが、一部屋一部屋加湿器を置くのはけっこう大変じゃ。
リビング用には大容量の加湿器を置かないといけないし、部屋の数だけ加湿気が必要になる。

それに毎回加湿器ごとに給水するのも面倒だポン。

うむ。うるケアならば全館加湿・全館換気機能が一台に備わっている。家中の加湿・換気がこれ一台で事足りてしまうわけじゃ。部屋ごとに加湿器をセットする必要はないぞい!

超便利じゃん!

それに冬場に家中ぜんぶが乾燥しないって最高です!

でも本当に家のなか全部なの?本当は一部だけとかじゃないの?

ロスガード90うるケアの噴出し口は家の至るところにあるから家の中全部じゃよ!リビングや寝室はもちろん、玄関や廊下、トイレや洗面所なども家のなか全部を加湿してくれるのじゃ。

お風呂は?

いや逆に聞くけど、お風呂を加湿する必要あるんか?

そういえばないポン。やるやん、一条工務店。

うむ。うるケア搭載の一条工務店の家なら、冬場も乾燥しないので風邪をひきにくいじゃろうな!
ナノサイズのミストで加湿

うるケアは非常に細かい水分子で加湿する点もメリットと言えるぞい。

そうなの?小さいってどれくらいなの?

なんと「ナノサイズ」のミストじゃ。1ナノメートルは「10億分の1メートル」と考えるとどれくらい小さいのか想像がつくじゃろう。

1億分の1メートル?逆に想像つかないレベルの細かさですね。

ま、それもそうか。
うるケアでは加湿ユニットに自動給水された水を回転するディスクの遠心力によって吸い上げる。その水が水平に飛び出して加湿ユニットの内壁に当たってナノサイズのミストになるのじゃ。そのナノサイズのミストが換気による空気の流れにのって家の中全体に行き渡るのじゃよ。

うるケア加湿の仕組み

ふーん。で、ナノサイズのミストで加湿すると何が良いの?

一般的なスチームタイプの加湿器だと蒸気に手を当てると水に濡れたような感じがするじゃろう?ナノミストで加湿するとあのような水濡れ感がなく、それでいてさわやかで快適な湿度になるのじゃ。

水ぬれ感のないさわやかな加湿かぁ!それは嬉しいかも!
洗浄・給水がフルオート(メンテナンスフリー)

それから、うるケアは驚くことにメンテナンスフリーなんじゃよ!

なにぃ!

メンテナンスフリーって凄いですね。加湿器って水蒸気が出るものだから、定期的にお水を足してあげたりしないといけないんじゃないですか?

うるケアはなんと洗浄も給水もフルオートなんじゃ。だから手間を掛けずとも清潔に加湿してくれるぞい。

すげえポン。

自動洗浄とか自動給水ってどういう仕組みなんですか?

うむ。カンタンな話、うるケアは機械自体が水道と直結しているのじゃ。
そして1日1回必ず排水し、全館換気システムによるクリーンな風で完全に内部を乾燥させる。これで内部の雑菌繁殖を抑制できる。そして、直結されている水道から毎日キレイな水が供給されるって仕組みじゃ。
だから人が掃除をする必要も水を入れる手間も全く掛からないのじゃよ。

すげえポン。フルオートはだてじゃないポン。

普通の部屋ごとに置く加湿器は水道直結なんてほとんど不可能ですもんね。お掃除も給水もしないで勝手に適度に加湿してくれるのは凄い便利です!

ただし、うるケアもロスガード90と同じく「半年程度に一度のペースでフィルターの交換」だけはしないといけないけどな。

フルオートじゃないやんけ。

いやまぁ…でも完全にフルオートというのは難しいじゃろ。
それにフィルターも「フィルターお掃除」は必要なく、完全に使い捨てタイプなんじゃよ。これもメンテナンスがラクな点じゃな。

ふーん。うるケアのフィルターって金額はいくらくらいするんですか?

ロスガード90の特集記事でも解説したが、フィルター自体はそこまで高くないぞい。
ロスガード90のフィルター種類 | 価格 |
---|---|
給気フィルター(4枚セット) | 4,644円(1枚当たり1,161円) |
PM2.5対応給気フィルター(4枚セット) | 5,130円(1枚当たり1,282円) |

半年に一回交換なら年間のフィルター代は2000円ちょっとくらいか。それなら安いポン!
付けっぱなしでも電気代がお得

それからうるケアは電気代も安いぞい。

電気代ってかなり大事ですよね。高かったら常に付けていられないですもん。

うむ。うるケアの加湿にかかる電気代は、家の条件によっても若干異なるが24時間付けっぱなしの稼働で「およそ月額300円」程度のものじゃ。家中、全館加湿してくれて月間300円前後ならかなりリーズナブルと言えるじゃろう。

じゃあ、1日単位ではだいたい10円くらいってことかな!

これなら24時間付けっぱなしでも気にならないじゃろう。
音が静かになった

ロスガード90のページでも解説したが、従来のロスガード90は「音が少し気になる」という評判があった。だが、新しくなった「ロスガード90 うるケア」ではうるケア本体をしまう部分のドアが改良されているらしく、音も若干静かになったそうじゃよ。

それはけっこう嬉しいポイントですね!

ま、音の感じ方は個人差がある部分なので、「ロスガード90 うるケア」を実装しているモデルハウスで実際に音を確かめてみるのが一番じゃけどな!
ロスガード90 うるケアのデメリット

次はロスガード90 うるケアのデメリットをピックアップしたいところじゃが、ハッキリ言ってデメリットが少ない。

おぉ!良いことだポン。

うるケアはロスガード90を進化させた新型モデルじゃ。かなり優秀なのでデメリットを上げるのが苦労するレベルじゃが、少しだけ。
- ロスガード90 うるケアのデメリット
- 将来的にオプションとなる可能性がある

まぁこんなところじゃな。ちなみにここに挙げたのはあくまで「うるケア」のデメリットじゃ。ロスガード90の解説ページで、他にもデメリットをピックアップしているので、そちらもチェックしてほしいぞい。
将来的にオプション料金を取られる可能性がある

ロスガード90うるケアのデメリット一つ目は、将来的にオプションになる可能性があるという点を上げておこう。

え!?じゃあ、今ならうるケアって標準採用なの?

そういうことじゃ。2019年のリリースから一条工務店では「うるケア」のキャンペーン中で、2020年03月末までは「うるケア」をオプション料金なしの標準採用となっているのじゃ。

すごいポン!むしろメリットに思えるポン。

でも、将来的にはオプションとなる可能性も高いのじゃ。だったら、やはりデメリットに挙げるべきじゃろう。

うるケアのオプション料金はいくらくらいなんですか?

それがうるケアのオプション料金はまだ未発表なんじゃよ。3月末にうるケアのキャンペーン終了次第に発表されるらしい。もしくはキャンペーンが延長される可能性もあるじゃろう。

そうなんだ!ぜひキャンペーン延長してずっと標準採用にしてほしいポン!
ロスガード90 うるケアはオススメか?

それで、一条工務店の「ロスガード90うるケア」って結局オススメなの?

それが一番知りたいんですよ!

うむ。「ロスガード90うるケア」はハッキリ言ってオススメじゃよ。特段、大きなデメリットもなさそうじゃ。音が気になる人だけは、事前にうるケア搭載のモデルハウスで実際の音を確かめてみた方がいいが、ハッキリ言ってそこまでうるさいものでもないと思う。
本記事執筆時点(2020/02/03)ではうるケアキャンペーンでほとんどの商品タイプに標準仕様で付いてくるため、価格的なデメリットもない。
2020年04月以降はもしかするとうるケアキャンペーン終了により、オプション採用になるかもしれないが、うるケアがオプションになったとしても、数十万円単位の金額なら採用してOKな代物だと思うぞい。やはり乾燥しがちな高気密・高断熱の家に全館加湿は非常に相性が良いからな!
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今回の記事をまとめると
- ロスガード90 うるケアのメリット
- 冬も家中が乾燥しない
- ナノサイズのミストで加湿
- 洗浄・給水がフルオート(メンテナンスフリー)
- 付けっぱなしでも電気代がお得
- 音が静かになった
- ロスガード90 うるケアのデメリット
- 将来的にオプションとなる可能性がある
コメント
うるけあ、いいよね!一条で建てた友人が快適って言ってました。