長期優良住宅のメリット・デメリットを解説します!

長期優良住宅のメリット・デメリット 長期優良住宅について
マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事では「長期優良住宅のメリット・デメリット」について詳しく解説していくぞい!

 

長期優良住宅は税制上でも多くのメリットがあるが、一応デメリットもあることはあるぞい。これからマイホームを建てる方は、長期優良住宅のメリット・デメリットもしっかり把握しておくべきじゃよ。

長期優良住宅はメリットとデメリットを把握しておくことが大切

マイホーム博士
マイホーム博士

さて、今回のブログ記事では「長期優良住宅のメリット・デメリット」の特集じゃ。前回の記事「長期優良住宅とはなにか?」ではメリット・デメリットまで解説しきれなかったからのう。

助手ちゃん
助手ちゃん

確かに前回の記事で長期優良住宅がどんなものか?はだいたい分かりましたが、それによって受けられる特典とかはまだ解説していないですからね。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

本当に大切なのは長期優良住宅の認定を受けるとどんな特典があるかだポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

その通りじゃ。この記事を最後まで読んで長期優良住宅のメリット・デメリットを理解すれば自分のマイホームが長期優良住宅の認定を受けるべきか、それとも受けなくても良いか、判断の助けになるはずじゃよ。

長期優良住宅のメリット

マイホーム博士
マイホーム博士

それでは早速、長期優良住宅のメリットから解説していくぞい。まずは下記のメリット一覧をみてみよう。

長期優良住宅のメリット
住宅ローン減税の控除額が増える
固定資産税の減額期間が2年延長される
登録免許税が優遇される
不動産取得税が優遇される
フラット35Sの金利Aプランが使える
補助金が出る可能性がある
資産価値の評価が高くなる
情報が少ない中小工務店の場合、粗悪な業者をふるい落とせる
たぬきちゃん
たぬきちゃん

はえー。長期優良住宅ってけっこうたくさんメリットがあるんだね!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。

ただし長期優良住宅のメリットを最大限享受できるケースは限られる。したがって、自分の場合にあてはめてみて「自分は長期優良住宅のメリットを享受できるどうかか?」シミュレーションすることが大切じゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

それでは順番に解説をお願いします。

住宅ローン減税の控除限度額が増額される

マイホーム博士
マイホーム博士

まず一つ目のメリット。長期優良住宅の認定を受けると「住宅ローン減税の控除限度額が増額される」のじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

いきなりよくわからないポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。大前提として、住宅ローンを利用してマイホームを購入すると「住宅ローン減税」という税制上のメリットを受けられるのじゃよ。

住宅ローン減税制度とは
住宅ローンを借りて住宅を取得した人の金利負担の軽減を図るための制度。毎年末の住宅ローン残高の1%が13年間に渡り、所得税や住民税から控除される。
助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど。じゃあ、もし年末残高が5000万円だった場合は5000万円の1%だから翌年に「50万円」の税控除が受けられるってことですかね?

マイホーム博士
マイホーム博士

考え方はそれでOKじゃが、住宅ローン減税には「限度額」があり、この限度額が「普通の住宅」と「長期優良住宅」で以下のとおり異なるってわけじゃ。

住宅の種類 住宅ローン控除の限度額
普通の住宅 年間40万円
長期優良住宅 年間50万円
たぬきちゃん
たぬきちゃん

だんだんわかってきたポン!じゃあ、年末のローン残高が5000万円だった場合はこんな風になるポン!

一般住宅の場合
年末残高5000万円×1%=控除額50万円
だが、控除限度額が40万円のため控除額は40万円
長期優良住宅の場合
年末残高5000万円×1%=控除額50万円
控除限度額が50万円のため控除額はそのまま50万円
マイホーム博士
マイホーム博士

そうそう!その通りじゃ!
では、住宅ローンの年末残高が3000万円だった場合はどうなるかな?

助手ちゃん
助手ちゃん

ハイ!年末残高が3000万円だった場合は以下の通りです!

一般住宅の場合
年末残高3000万円×1%=控除額30万円
長期優良住宅の場合
年末残高3000万円×1%=控除額30万円
たぬきちゃん
たぬきちゃん

なるほど、住宅ローンの年末残高が4000万円以下の場合は「普通の住宅」でも「長期優良住宅」でも控除額が変わらないんだね。

マイホーム博士
マイホーム博士

その通り。つまり長期優良住宅の住宅ローン控除額アップによって恩恵を受けられる人はこういう条件の人じゃな。

長期優良住宅の住宅ローン控除額アップによって恩恵を受けられる人
4000万円を超える住宅ローンを借りてマイホームを建てた人
なおかつ所得税・住民税を「40万円以上」納めている人
マイホーム博士
マイホーム博士

この条件を二つとも満たしている人にとっては、長期優良住宅の認定は節税効果があると言えるじゃろう。

ただし住宅ローンは毎月返済していくものなので、年末残高は年を重ねるごとに減っていく。途中からメリットが失われることもあり得るぞい。

助手ちゃん
助手ちゃん

住宅ローン減税でマックスの控除を受けられるとすれば、長期優良住宅の場合「13年間で650万円」、普通の住宅の場合「13年間で520万円」ということですね。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

長期優良住宅と普通の住宅の場合で、最大で130万円の差が出る可能性があるってことだね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。その通りじゃ。ただし、長期優良住宅で13年間において最大限の控除を受けるには少なくとも6000万円以上の住宅ローンを借りる必要があるのう。けっこうマックス恩恵を受けるハードルは高いんじゃよ。

固定資産税の減額期間が2年延長される

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅の二つめのメリットは「固定資産税の減額期間が2年間延長される」という点じゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

固定資産税ってなぁに?

マイホーム博士
マイホーム博士

固定資産税は土地や建物など、不動産を所有していると必ずかかってくる税金じゃよ。

固定資産税とは
土地や建物など固定資産の所有者に課税される税金。毎年1月1日時点での不動産の所有者に対して課税される。
マイホーム博士
マイホーム博士

新築物件なら、普通の住宅でも長期優良住宅でもどちらも固定資産税の減税措置があるが、異なるのは減税の期間じゃ。ちなみに一戸建て住宅とマンションでも減税期間に差があるぞい。詳しくは以下の通りじゃな。

住宅の種類 固定資産税の減額期間
普通の住宅(一戸建て) 新築から3年間は2分の1に減額
長期優良住宅(一戸建て) 新築から5年間は2分の1に減額
普通の住宅(マンション) 新築から5年間は2分の1に減額
長期優良住宅(マンション) 新築から7年間は2分の1に減額
助手ちゃん
助手ちゃん

ふむふむ!一戸建て住宅でもマンションでも、長期優良住宅の場合は「2年間」減税期間が延長されるんですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

その通りじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

具体的な金額としてはだいたいどれくらいお得になるのかな?

マイホーム博士
マイホーム博士

固定資産税は地価や住宅構造・設備によっても大きく異なるので、具体的な金額を出すのは難しいが、例えば30坪くらいの一般的な広さの住宅なら、年間で「約10~20万円」の固定資産税が課税されるケースが多い。

 

年間「10~20万円」の課税が、2年間2分の1になるわけなので、トータルだとだいたい「10~20万円くらい」お得になるって計算じゃな。ものすごくザックリとした金額なので、参考程度にしてほしいがの。

登録免許税が優遇される

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅のメリット3つめは「登録免許税が優遇される」という点じゃな!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

さっきからわけわかんない税金がたくさんあるポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁ税金関係はややこしくてわかりにくいが、もう少し頑張ろう!

登録免許税とは
登録免許税とは不動産購入者が不動産の所有権を登記する時に課税される税金のこと。なお、土地・建物などの不動産を購入した場合、必ず登記手続きが必要になる。
マイホーム博士
マイホーム博士

まぁ、カンタンに言えば登録免許税は、土地や建物などの不動産を「自分のものです!」と対外的に示す登記をする時にかかる税金じゃ。これは毎年かかるような税金じゃなく、一回だけ払えばOKなやつじゃよ。

助手ちゃん
助手ちゃん

長期優良住宅の場合、普通の住宅よりも登録免許税が軽減されるんですよね。どれくらい優遇されるんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。以下の一覧表をみてみよう!

一戸建て住宅のケース

登記種別 一般住宅(一戸建て) 長期優良住宅(一戸建て)
所有権保存登記 0.15% 0.10%
所有権移転登記 0.3% 0.20%

マンションのケース

登記種別 一般住宅(マンション) 長期優良住宅(マンション)
所有権保存登記 0.15% 0.10%
所有権移転登記 0.3% 0.10%
助手ちゃん
助手ちゃん

えーと。長期優良住宅の場合、所有権移転登記が0.05%優遇されるんですね。で、あと所有権移転登記も0.1%優遇される、と。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

わかりにくいポン。難しいポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁ、カンタンに考えるといいよ。例えば5000万円の不動産を所有権保存登記するとした場合はこんな感じになるぞい。

普通の住宅 5000万円×0.15%=75000円
長期優良住宅の場合 5000万円×0.1%=50000円
助手ちゃん
助手ちゃん

5000万円の不動産の場合、25000円くらいお得になるってことですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。登録免許税は毎年かかるわけではなく、一度払えばOKな税金じゃ。なので、そこまでメリットは大きくない。一般的な不動産なら「だいたい数万円程度お得になる」と考えておけばOKじゃよ。

不動産取得税の控除額が優遇される

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅のメリット4つめ。それは「不動産取得税の控除額が優遇される」のじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

不動産取得税っていうのは、不動産を購入した時にかかる税金?マイホームを買うと、色んな税金がかかるんだね。

不動産取得税とは
土地や建物などの不動産を購入した時にかかる税金。「課税標準額×税率」で計算される。
マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。不動産取得税は「普通の住宅」でも「長期優良住宅」でも、どちらも優遇措置があるが長期優良住宅の優遇措置のほうが大きいのじゃ。

 

具体的には「不動産取得税の控除額」が長期優良住宅のほうが大きいということじゃな。

住宅の種類 不動産取得税の控除額
一般住宅 最大1200万円
長期優良住宅 最大1300万円
助手ちゃん
助手ちゃん

長期優良住宅のほうが、控除金額が「100万円」増額されているんですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。不動産取得税の計算は少しややこしいので割愛するが、ハッキリ言って一般的な2000万円~6000万円程度のマイホームを購入する場合、「普通の住宅」でも「長期優良住宅」でも不動産取得税はそこまで大幅には変わらないと考えていいぞい。

変わったとして「数千円くらい」の差じゃろう。不動産取得税も毎年払うタイプの税金ではなく、一度払えば終わりの税金なので、この点では長期優良住宅の大きなメリットとは言えないじゃろう。

住宅ローンの金利面で優遇される

マイホーム博士
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長期優良住宅のメリット5つめ。フラット35という長期固定金利ローンを利用する場合、フラット35よりも金利面で優遇される「フラット35S:金利Aプラン」を利用できるんじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

金利Aプランがあるなら、金利Bプランもあるの?

マイホーム博士
マイホーム博士

お、鋭いのう。その通り。フラット35Sには金利Aプランと金利Bプランがあって金利Aプランの方がお得なんじゃ。それぞれの違いは以下の通りじゃな。

フラット35Sの種類 金利引き下げ期間
金利Aプラン 当初10年間0.25%金利引き下げ
金利Bプラン 当初5年間0.25%金利引き下げ
助手ちゃん
助手ちゃん

どちらも「0.25%の金利引き下げ」という条件は同じで、違うのは「金利引き下げ期間」ですね。金利Aプランの場合は10年間で、金利Bプランの場合は5年間の引き下げか。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。金利Aプランと金利Bプランでは結構差が大きくなるぞい。

例えば住宅ローンで4000万円を借り入れた場合、金利1%と金利1.25%だと月々の支払い金額が「4720円」の差が出る。つまり年間47,200円の差じゃな。

金利Aプランと金利Bプランでは、金利引き下げ期間に「5年」の差があるわけだから、47,200円×5=236,000円の差が出る計算になる。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

20万円を超えるなら大きな差だポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅の場合、フラット35Sで金利Aプランを選択できることは大きなメリットと言える。

ただし、フラット35Sの金利Aプランは長期優良住宅だけのメリットというわけではない。以下の条件を満たしていればフラット35S金利Aプランは利用できるぞい。

フラット35S金利Aプランが利用できる住宅
認定低炭素住宅
一次エネルギー消費量等級5の住宅
性能向上計画認定住宅
耐震等級3の住宅
高齢者等配慮対策等級4以上の住宅
長期優良住宅
たぬきちゃん
たぬきちゃん

ふーん。フラット35Sの金利Aプランは長期優良住宅だけの特権じゃないんだね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。正直、長期優良住宅の認定を受けずにフラット35Sの金利Aプランを利用している人はかなり多いぞい。

補助金が出る可能性がある

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅のメリット6つめ。長期優良住宅の認定を受けると「国から補助金を貰える可能性がある」のじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

え!国からお金貰えるの?!わーいポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。一応、補助金の金額は以下の通り。

認定長期優良住宅:補助金の上限110万円
※ただし地域材の過半利用で上限20万円加算・三世代同居対応要件適合で上限30万円加算
たぬきちゃん
たぬきちゃん

こんなに貰えるの?すごいじゃん。

マイホーム博士
マイホーム博士

ただし長期優良住宅を建てて補助金が貰えるケースはかなり条件が厳しい。
新築住宅の場合は「地域型住宅グリーン化事業」に採択されたグループに属する中小工務店で家を建てないと補助金はもらえないぞい。

助手ちゃん
助手ちゃん

建てるハウスメーカーが限定されるってことですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

その通り。地域型住宅グリーン化事業では、工務店や建材業者などが連携してグループを作っており、そのグループの中から「国から採択されたグループ」に属する中小工務店でマイホームを建てることが補助金を貰える条件の一つ。

 

基本的に大手ハウスメーカーは含まれないぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

な~んだ。建てるハウスメーカーが限定されるなら、あんまり意味ないポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。それにこのメリットも長期優良住宅だけの特権というわけではない。長期優良住宅じゃなくても「低炭素住宅」を建てた場合でも貰える可能性はあるぞい。

助手ちゃん
助手ちゃん

「補助金が出るかも」という点だけで、マイホームを建てるハウスメーカー・工務店を決めるのはちょっと危険な気がしますね。

マイホーム博士
マイホーム博士

その通り。正直、このメリットに関してはあまり期待し過ぎるのは禁物じゃ。
マイホームを建てるハウスメーカーや工務店をしっかり決めてから、もし「補助金対象の施工会社だったらラッキー」くらいに考えておくのがベターじゃよ。

資産価値を保ちやすい

マイホーム博士
マイホーム博士

それから長期優良住宅は「資産価値が保ちやすい」という点もメリットの一つと言えるじゃろう。

助手ちゃん
助手ちゃん

確かに長期優良住宅なら、将来「売却する時」や「賃貸にだす時」も良い条件で売れたり貸せたりできそうですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。長期優良住宅の認定を受けた住宅は、言わば国から「長く住めるリフォームしやすい優良な住宅」というお墨付きを貰った住宅ということじゃ。

それに長期優良住宅は定期的な点検が義務付けられていることからも、普通の住宅に比べると、多少ではあるが資産価値を高く保つことができる。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

資産価値を長く保てるのはけっこう大きなメリットだポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。ただし正直なところ近年では「長期優良住宅」でも「普通の住宅」でも資産価値はさほど差がないという見方もあるのじゃ。

 

と、いうのも近年の新築住宅は、ほとんど長期優良住宅の認定基準を満たすことができるからじゃ。将来的には「長期優良住宅」であっても「普通の住宅」であっても、そこまで資産価値に差はなくなるかもしれないのう。

情報が少ない中小工務店の場合、粗悪な業者をふるい落とせる

マイホーム博士
マイホーム博士

それからもう一つ。長期優良住宅に適合しているということは国から「優良な住宅」というお墨付きをもらったということ。これは情報が少ない中小ハウスメーカーや工務店を選ぶ場合「粗悪な業者をふるい落とすフィルターになる」というメリットもあるのじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

長期優良住宅の認定を受けられる住宅をつくっているということは、国に品質が認められているってことですもんね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。特に大事なのは長期優良住宅に「耐震等級2以上」という規定があること。耐震等級2以上をクリアするには「床倍率の計算」が必要になる。床倍率の計算を行っていないと、地震の時に倒壊してしまう危険性があるのじゃ。

 

しかし、この床倍率計算をしていない中小ハウスメーカー・工務店も多いのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なにそれこわいじゃん。

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど。だから、長期優良住宅に適合できるかどうかで、ハウスメーカーや工務店が床倍率の計算をしっかりしているか確かめるってことですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。大手ハウスメーカーなら、インターネットでも耐震性や断熱性など住宅性能のことがよくわかるが、中小ハウスメーカーや地元の工務店の場合インターネットを見ても圧倒的に情報が少ないのじゃ。

 

「地元工務店を選びたいが情報が少なくて心配」という人も多い。そんな人は、長期優良住宅に適合できる中小ハウスメーカーや工務店に絞るというのも一つの手じゃよ。

長期優良住宅のデメリット

マイホーム博士
マイホーム博士

それでは次に長期優良住宅のデメリットをピックアップしていくぞい。

長期優良住宅のデメリット
初期費用が高くなる
維持保全をする必要がある
たぬきちゃん
たぬきちゃん

長期優良住宅にもデメリットがあるんだね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。何事もメリットがあればデメリットもあるものじゃ。長期優良住宅にも一応デメリットがある。長期優良住宅のメリットとデメリットを両方把握して、自分にとってどちらが得か判断すべきじゃな。

初期費用が高くなる

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅の認定を受けるデメリットは建築費用や申請費用などをひっくるめ「初期費用が高くなる」という点じゃな。

助手ちゃん
助手ちゃん

長期優良住宅は、いろいろな住宅性能が良くないと認定を受けられないですからね。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

でも、長期優良住宅にするとしたら、普通の住宅と比べてどれくらい初期費用に差があるものなの?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。一般的には「長期優良住宅は普通の住宅と比較して10~20%くらい建築費が高くなる」と言われておる。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

10%~20%ってけっこうな金額だポン。2000万円の建物だとしたら、200万円~400万円も変わるってこと!?

マイホーム博士
マイホーム博士

いや、そんなに変わらないかもしれん。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なんだそれ!意味不明なこと言うなポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

いや、普通の住宅と長期優良住宅の価格差を比べるのはちょっと難しいんじゃよ。

 

と、いうのも「普通の住宅」の基準があいまいだからじゃ。正直、近年の新築住宅は長期優良住宅の認定を受けていないものでも、認定基準を満たしていることが多いし、もともとそういう住宅性能の高い家と比べるなら、建築費用に「10%」も差が出ないじゃろう。

 

長期優良住宅の認定を受けることで「どれくらいの価格差があるのか?」という点は、各ハウスメーカーごとにヒアリングすべきと言えるじゃろうな。

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど。でも長期優良住宅の申請費用とかはかかってきますよね?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。もちろん長期優良住宅の認定を受けたい場合は申請費用が別途かかってくるぞい。自分で申請する場合は、申請費用の実費「およそ3~5万円」がかかる。ハウスメーカーに頼んで申請してもらう場合は、実費にいくらか料金がプラスされて「およそ20~30万円」程度かかるケースが多いようじゃよ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ハウスメーカーに頼むと、申請費用だけで20~30万円か。申請費用だけでもばかにならないポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

とはいえ、長期優良住宅の申請はある程度、知識がある人でないと面倒だし難しいので、やはりハウスメーカーサイドに頼むのが一般的じゃよ。

維持保全をする必要がある

マイホーム博士
マイホーム博士

それからもう一つ、長期優良住宅は「維持保全を定期的にする義務がある」という点もデメリットと言えるじゃろう。

助手ちゃん
助手ちゃん

長期優良住宅は「維持保全計画が策定されていること」が認定基準の一つでしたもんね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。長期優良住宅の場合、少なくとも10年に一度のペースで点検・補修をする義務がある。もし、計画通りの点検・補修が行われなかった場合は長期優良住宅のい認定が取り消される可能性もあるので注意が必要じゃよ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

確かに点検が義務付けられているのはちょっと面倒くさいポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

点検・補修が義務付けられているのは面倒かもしれないし、デメリットに思えるかもしれないが、ワシ個人としては大きなデメリットとは言えない気がするがのう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なんで?

マイホーム博士
マイホーム博士

そもそもマイホームに長く住むつもりなら、長期優良住宅だろうが普通の住宅だろうが少なくとも10年に一度くらいのペースで点検やメンテナンスをするべきものだからじゃ。

 

点検やメンテナンスが義務付けられていれば、忘れることは少ないと思うが、そうでない場合はうっかり面倒になって後ろ倒しになってしまうこともあるじゃろう。そういう場合、後から補修すべき箇所が見つかると、メンテナンス費用も高くつくことが多いのじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど。むしろ点検や補修が義務になっているくらいの方がちょうどいいってことですかね。

マイホーム博士
マイホーム博士

この点は個人差もあるだろうが、ワシはどうせメンテナンスしないといけないのだから、義務になっていたとしても大したデメリットではないと思うぞい。

実際に長期優良住宅の申請を出している人の割合

マイホーム博士
マイホーム博士

長期優良住宅のメリット・デメリットはこんなところじゃな。だいたい理解できたかな?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なんとなくはわかったポン!ところで実際に長期優良住宅の認定を受ける人ってどれくらいの割合でいるものなの?

マイホーム博士
マイホーム博士

良い質問じゃな。確かに、他の人がどうしているのか?は意外に気になる部分かもしれん。

実は長期優良住宅の認定を受ける人はそこまで多くないぞい。平成29年度でいうと、一戸建ての場合「24.6%」、マンションの場合は「0.3%」なんじゃな。

助手ちゃん
助手ちゃん

マンションは圧倒的に少ないですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。長期優良住宅は、着工前に申請しないといけないものじゃからな。マンションの場合、建ってから一戸一戸売りに出されるから、個人で長期優良住宅の申請をすることはほぼ不可能なんじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なるほどね!

マイホーム博士
マイホーム博士

新築一戸建て住宅は、およそ4軒に1軒が長期優良住宅の認定を受けているってわけじゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

意外に少ない…?のかな。

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。長期優良住宅のメリットを最大限生かせる条件が限られているのが、割合が少ない理由かもしれんのう。

長期優良住宅と普通の住宅を比較してみた

マイホーム博士
マイホーム博士

それでは分かりやすいように、長期優良住宅と普通の住宅で異なる点を表にして比較してみよう!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

お!そういうわかりやすいのを待ってたポン!

異なる点 普通の住宅 長期優良住宅
建設費 10~20%高くなる
住宅ローン減税の控除限度額 520万円 650万円
固定資産税の減額期間 3年間 5年間
不動産取得税の控除額 最大1200万円控除 最大1300万円控除
登録免許税 保存登記0.15%
移転登記0.3%
保存登記0.1%
移転登記0.2%
フラット35Sの金利プラン 金利Aプランが使える
維持保全計画 義務がない 10年に1度の点検・補修義務あり
助手ちゃん
助手ちゃん

やっぱり表にするとわかりやすいですね!

長期優良住宅はオススメか?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

で?結局、長期優良住宅ってどうなの?オススメなの?

マイホーム博士
マイホーム博士

正直、長期優良住宅の認定を受けたほうがいいかどうかは「人による」としか言えないのう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そんな曖昧な返答じゃ困るポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

ぐぬぬ…。

ではもう少し詳しく説明するが、ぶっちゃけた話、長期優良住宅のメリットの中で大きなメリットと言えるのは「住宅ローン減税の控除限度額の増額」「固定資産税の減税期間の2年延長」くらいなんじゃよ。

助手ちゃん
助手ちゃん

そうだったんですか。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。正直、他の税制上メリット(登録免許税・不動産取得税)に関しては「数千円~数万円」程度の金額がお得になるくらいのものなので、そこまでウェイトは大きくない。

それに補助金のメリットも正直、出ないケースのほうが多いし、フラット35Sの金利Aプランは別に長期優良住宅でなくとも利用できるケースがあるので別に長期優良住宅にこだわる必要はない。

助手ちゃん
助手ちゃん

じゃあ、長期優良住宅の認定を受けるかどうかは「住宅ローン減税の控除限度額の増額」と「固定資産税の減税期間の2年延長」の2点に焦点を合わせて判断すると良いってことですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。特に重要なのは「住宅ローン減税の控除限度額が増額される」というメリットの方じゃ。上でも解説したが、この点については4000万円以下の住宅ローンを組む人では一切メリットがないわけじゃ。

 

つまり、4000万円以下のの住宅ローンを借りる人は、ハッキリ言って長期優良住宅の認定を受けるメリットは大きくないのじゃよ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

じゃあ、4000万円以上の住宅ローンを組む人は無条件にオススメってこと?

マイホーム博士
マイホーム博士

いや、そういうわけでもない。

例えば、4500万円の住宅ローンを組んだ場合でも最大限の恩恵を享受できるわけではない。住宅ローンは残高は年々減っていくもの。4500万円の住宅ローンでは5年もすれば、残高は4000万円を下回るじゃろ。

 

つまり13年間の全期間でマックスの恩恵を受けるのならば、最低でも6000万円以上の住宅ローンを組む必要があると言えるじゃろう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

6000万円の住宅ローン!?かなり大きな金額だポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。正直、長期優良住宅のメリットを最大限受けられる人は「高収入な人限定」と言えるかもしれないのう。

 

固定資産税のほうもザックリとしたシミュレーションをして、長期優良住宅の認定を受ける「コスト」と「メリット」を比較してみることが大切じゃ。

長期優良住宅の認定を受けるとメリットが大きいケース
6000万円以上の住宅ローンを組むケース
長期優良住宅の認定を受けてもメリットが小さいケース
4000万円以下の住宅ローンを組むケース

まずはハウスメーカーのオリジナルプランを比較しよう!

マイホーム博士
マイホーム博士
マイホームを建てるなら、必ず相見積もりをとって比較検討することが大切じゃよ。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
でも色んなハウスメーカーに問い合わせるのは面倒くさいポン。
マイホーム博士
マイホーム博士
フォッフォッフォ!面倒くさくなんかないぞい!効率よく複数社で一気に比較する方法もあるんのじゃよ。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
そうなの?じゃあそれを早く言えポン!(怒)
マイホーム博士
マイホーム博士
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たぬきちゃん
たぬきちゃん
めっちゃ便利じゃん。
マイホーム博士
マイホーム博士
複数のハウスメーカーが自分の条件に合うプランを提案してくれるので、かなり比較しやすいぞい。
助手ちゃん
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でも自分のプランを作ってもらうのってお金かかるんじゃないですか?
マイホーム博士
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今回の記事をまとめると

長期優良住宅のメリット
住宅ローン減税の控除額が増える
固定資産税の減額期間が2年延長される
登録免許税が優遇される
不動産取得税が優遇される
フラット35Sの金利Aプランが使える
補助金が出る可能性がある
資産価値の評価が高くなる
情報が少ない中小工務店の場合、粗悪な業者をふるい落とせる
長期優良住宅のデメリット
初期費用が高くなる
維持保全をする必要がある

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