ZEH(ゼッチ)とはなにか?詳しく解説します!

ZEHのイメージ ZEH(ゼッチ)について
マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事では、光熱費を抑えられ年間の光熱費をトータルゼロ以下にする住宅「ZEH(ゼッチ)」について詳しく解説していくぞい!

これからマイホームを建てる方は「ZEH(ゼッチ)」にも興味があるはず。ZEHのことを詳しく知りたい人は、このブログ記事を読めば一発で解決じゃよ!

ZEHとは?

マイホーム博士
マイホーム博士

さて!今回のブログ記事では、みんな知りたい「ZEH」についての特集じゃよ!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

わーい!ところでZEHってなにポン?

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEHとは「ゼッチ」と読むぞい。ZEHは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(NET ZERO ENERGY HOUSE)」の略称なんじゃよ!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

最初のNはどこいった?

マイホーム博士
マイホーム博士

それは知らん。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なんでよ!ネットゼロエネルギーハウスの略なら最初にネットのNが付くべきじゃん!「ンゼッチ」に改名すべきポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

ゼッチの方が語呂がいいからじゃろ!知らんわ、そんなもん!

助手ちゃん
助手ちゃん

まぁまぁ。博士なのに「知らんわそんなもん」はないでしょw
で、ZEHはどんな住宅のことなんですか?詳しく解説おねがいします。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。ZEHとは「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」のことじゃよ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ながっ。わかりにくいポン!もっとカンタンに言ってよ!

マイホーム博士
マイホーム博士

ま、今のは経済産業省に記載されている説明なので分かりにくいかもな。

ZEHを超カンタンに言うと「年間に使うエネルギーよりも創り出すエネルギーの方が多い家」のことじゃ!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

一気にわかりやすくなった!

助手ちゃん
助手ちゃん

それってZEHなら電気代が全く掛からないってことですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

理論的にはそうじゃな。ZEH住宅は基本的に電気料金が年間トータルで0前後となる。しかし実際には年間の天候状況や敷地条件、日当たりの状況、設備の良し悪しなどで差が出るので「完全に電気代ゼロ」と断言することはできないのじゃが。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

でも、実際ZEHの家ではほとんど電気代がかかっていないんでしょ?

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。ザックリ言えばZEHの家では電気代がかからないと考えてOKじゃ。それどころか、余った創エネルギーは電力会社に「売電」することができる。つまり、ZEH「売電収入を得ることができる住宅」でもあるのじゃ!

助手ちゃん
助手ちゃん

不労収入を得られるってことですか!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。ただしZEHのエネルギーを創る装置は太陽光発電がメインとなるので、創れる電力量は天候に大きく左右されるなど、若干不安定な面もあるぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

それでも収入を得られるマイホームって凄いポン!

国はZEH住宅を増やしたい考え

マイホーム博士
マイホーム博士

最近、ZEHに注力しているハウスメーカーがかなり多いが、これは国が主導してZEHの普及を推し進めているからじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ふーん、そうなんだ。

マイホーム博士
マイホーム博士

政府は2020年までに標準的な新築住宅をZEHにすることを目指してきた。そして2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指しているのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

んー?「標準的な新築住宅をZEHにする」のと「新築住宅の平均でZEHを目指す」のってどう違うの?

マイホーム博士
マイホーム博士

正直、その辺の細かいことはワシにもわからんw

たぬきちゃん
たぬきちゃん

わからないのかよ。

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁ取りあえずここでは「ZEHは国が主導になって普及を推し進めている」ということが分かればOKじゃ。

ZEHの3つの基準

マイホーム博士
マイホーム博士

次はZEHの具体的な基準・仕様について解説していくぞい。
前述のとおり、ZEHとは「年間に使うエネルギーよりも創り出すエネルギーの方が多い家」のことを言う。

「使うエネルギーよりも創るエネルギーが多い家」にするためには、まずエネルギーの消費量を抑えないことには話にならないわけじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

つまり断熱性が高い家じゃないといけないってことですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

その通り。そして電力を使う設備は極力、省エネ性能の高いものである必要もある。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ふむふむ!あとは電力を創り出す設備も必要だポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃ!つまりZEHは「断熱性」「省エネ性」「創エネ性」という3つの性能が求められるというわけじゃな!

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど、ではZEHに必要な3つの性能について順番に解説をお願いします!

ZEHの基準①断熱性能

マイホーム博士
マイホーム博士

まずZEHの基準で求められる性能の一つ目は「断熱性能」じゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

断熱性が高くないとエアコンを付けていても外に暖かい空気or冷たい空気が漏れてしまいますもんね。空調効率が良いように断熱性は良くないといけませんね。

マイホーム博士
マイホーム博士

その通り。年間のエネルギー消費量を、プラスマイナスゼロにするためにはまず「使うエネルギーを抑える」ことが重要なんじゃ。そのためには断熱性は非常に重要じゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

断熱性はQ値とかUA値とかの数値で表せるけど、ZEHの最低基準とかはあるの?

マイホーム博士
マイホーム博士

良い質問じゃ。ZEHに求められる断熱性の基準数値は「UA値」じゃ。求められる数値は地域によって異なるので、以下に一覧表にしてみたぞい。

地域区分 1.2地域 3地域 4.5.6.7地域
ZEH基準(UA値) 0.4以下 0.5以下 0.6以下
UA値とは
住宅の内部から外壁・天井(屋根)・床下・窓(開口部)などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値であり、住宅の断熱性能を表す数値のこと「外皮平均熱貫流率」とも言う。値が小さいほど断熱性が高い
マイホーム博士
マイホーム博士

地域の差はあるが、だいたいZEH仕様の家では「UA値0.4~0.6以下」の数値が求められるということじゃな!

助手ちゃん
助手ちゃん

ふむふむ。確かに「UA値0.4~06以下」ってかなり優秀な断熱性の数値ですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。ZEH基準を満たしているマイホームはかなり断熱性が高いと言えるじゃろう。だが、最近ではこのZEH基準を標準仕様で満たしているハウスメーカーも多いぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

やっぱり断熱性は重要な性能だから、どこのハウスメーカーも力を入れているんだね!

ZEHの基準②省エネ性能

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEHは「エネルギーを上手に使う住宅」ということも求められる。前項の断熱性の高い家と「高効率な住宅設備」を組み合わせて、一次エネルギー消費量を「20%以上削減すること」がZEH基準の一つとなっているぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

一次エネルギー消費量ってなに?

マイホーム博士
マイホーム博士

一次エネルギー消費量とはカンタンにいえば家庭で使うエネルギーのことじゃな。具体的には冷暖房・換気・給湯・照明などで使う電力などのエネルギーのことじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

つまり、省エネ性能の高い住宅設備が必要となるってことですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。具体的には「空調設備」「照明設備」「給湯設備」「換気設備」の4つでZEH基準を満たした機器を使用することが求められるぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ふーん、確かに空調・照明・給湯・換気設備が省エネ性能が高ければ、消費エネルギーをかなり節約できそうだポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。それとZEHの必須要件ではないが「HEMS(ヘムス)」という管理システムを導入する事例も多いぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

へむす?なにそれ

HEMS(ヘムス)とは
ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Management System)の略。住宅で使うエネルギー・創るエネルギーを可視化する管理システムのこと。
HEMS

HEMS

マイホーム博士
マイホーム博士

HEMSは、要は住宅の消費エネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーを「見える化」するシステムのことじゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

使った電気量と創った電気量が一目瞭然でわかれば便利ポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

そしてHEMSには、さらに強力な機能があるぞい。それは管理する住宅設備の「遠隔操作」「自動制御」が可能になるという点じゃ。例えば、エアコンなどを消し忘れても外出先から遠隔操作で電源を切ったりできる。

助手ちゃん
助手ちゃん

それ超便利ですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな!HEMSとこれらの省エネタイプの住宅設備を組み合わせることで、節約意識も高まる。これにより住宅における省エネ率がアップするってわけじゃな。

ZEHの基準③創エネ性能

マイホーム博士
マイホーム博士

そしてZEHにおいて一番重要ともいえるシステムが「創エネ性能」じゃな。ZEHでは太陽光発電システムなど、再生可能エネルギーを自ら「創り出す設備」が必要じゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

確かにエネルギーを創る設備がないとZEHなんて無理だポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEHの創エネ設備は「太陽光発電システム」がメインじゃが、それに加えてエネファームや蓄電池を組み合わせれば、さらに創エネルギーをプラスすることや災害時などに備えてエネルギーを蓄えておくことが可能じゃ。

ZEHの種類

マイホーム博士
マイホーム博士

そして、ひと口に「ZEH」といっても割と色々な種類があるぞい。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

え、そうなの?わけわからなくなるからできれば複雑なのはやめて欲しいポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

そう言うと思ったので、できるだけわかりやすくまとめたぞい。

ZEHの種類 省エネ率 消費エネルギー削減率
ZEH(ゼッチ) 20%以上 100%以上
Nearly ZEH(ニアリーゼッチ) 20%以上 75%以上
ZEH Oriented(ゼッチオリエンテッド) 20%以上 規定なし
ZEH+(ゼッチプラス) 25%以上 100%以上
Nearly ZEH+(ニアリーゼッチプラス) 25%以上 75%以上
助手ちゃん
助手ちゃん

ニアリーゼッチは「消費エネルギー削減率」がZEHよりも少し緩和されていますね

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。カンタンに言えばニアリー系のZEHは、太陽光発電などに不利な寒冷地などでも、一定の要件を満たしていれば「ZEHとして認めてあげよう」という制度じゃな。

また、ZEHオリエンテッドは都市部など狭小エリアで太陽光発電設備をそんなにたくさん設置できない場所では、太陽光発電設備は別に備えていなくても「ZEHとして認めてあげよう」って制度じゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なるほどね!エリアによる緩和措置ってことだね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。反対に「プラス系」のZEHは、通常のZEHよりも「省エネ基準」が厳しくなっている「より上位のZEH」という位置付けじゃな。断熱と省エネ設備による省エネ率が「5%」厳しくなっているのじゃ。

ちなみにZEHでは「HEMS」が必須要件とはなっていなかったが、「ZEH+」においてはHEMSが必須要件になっているぞい。

助手ちゃん
助手ちゃん

ZEHにも色々な種類があって、基準や要件も違うんですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。ZEHの種類については、それぞれ「国からもらえる補助金の最大額」が異なるなど、ちょっと複雑な説明もあるので今後改めて別ページでまとめるつもりじゃよ。

取りあえず、このページでは「色んなZEHがあるんだね」と覚えておいてくれればOKじゃよ。

追記:ZEHの種類と補助金について詳しくまとめました!

ZEHのメリット

マイホーム博士
マイホーム博士

それでは、いよいよ本題「ZEHのメリット・デメリット」について解説していこう!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

待ってましたポン!結局それが知りたいんだよね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。ではまずZEHのメリットから説明しよう。ZEHのメリットはこんなところじゃな。

ZEHのメリット一覧
光熱費が抑えられる(or黒字が出る可能性も高い)
消費エネルギーと創エネルギーが見える化
断熱性が高いため快適な生活ができる(ヒートショックのリスク軽減)
住宅が長持ちする
住宅の資産価値が保ちやすい
災害に強い住宅になる
国からZEH補助金を貰える
助手ちゃん
助手ちゃん

ZEHのメリットってたくさんあるんですね。じゃあ、順番に解説をお願いします。

光熱費が抑えられる(or黒字が出る可能性も高い)

マイホーム博士
マイホーム博士

まずZEHの最大のメリットは「光熱費が抑えられる」という点じゃ。ZEHは「年間の消費エネルギー量<年間の創エネルギー量」となる住宅。つまり、電気料金はほとんど0円になるのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

めちゃんこ良いじゃん!

助手ちゃん
助手ちゃん

素晴らしいメリットですね、ZEH仕様のマイホームにすればめちゃくちゃ家計が楽になります!

マイホーム博士
マイホーム博士

もちろん、ZEH住宅の発電量は天候や敷地条件、太陽光パネルの面積、性能に左右されるので、実際のところ「確実に光熱費が0円になる」とは断言できないが、それに近いレベルで光熱費を抑えられる。

それどころか余った電力を電力会社に買い取ってもらう「売電収入」によって、黒字が出る家庭も多いのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

売電収入による不労収入、憧れるポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

普通なら光熱費がかかるところ、黒字が出るなら万々歳じゃ。十分に大きなメリットじゃな。

助手ちゃん
助手ちゃん

それに電気の使用量を抑えられれば、地球環境にも良いですね!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

地球環境なんてどうだっていいポン!問題は黒字が出るかどうかだポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

こらこら。地球環境だって大事じゃろ。
だが、まぁ正直なところ「地球環境よりも家計の方が大事!」って人が多いとは思うがね。

消費エネルギーと創エネルギーが見える化

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEHでは前述した家庭のエネルギー管理システム「HEMS」を導入するケースが多い。「HEMS」によって電力消費量が見える化するので、非常に節約意識が高まる。これもZEHのメリットと言ってもいいじゃろう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

普段、リアルタイムで電力消費量をみたことないし、見てみたいポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

「エアコンで○○円分かかった」とか「給湯機で○○円分かかった」とかわかるってことですよね。なんか凄い未来な感じ。

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEHのメリットというかHEMSのメリットじゃけどな。まぁほとんどのZEHでHEMSを装備しているので、ZEHのメリットとも言える。いずれにしても電力が見える化すればわかりやすいし、賢く節約できそうじゃな。

断熱性が高いため快適な生活ができる

マイホーム博士
マイホーム博士

それとZEH仕様の住宅は、地域によって若干の差があるが「UA値0.4~0.6以下」という断熱性の基準が設けられている。つまりZEH住宅は断熱性が高いのじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

断熱性の優秀な家は、夏でも冬でも快適な気温で生活できるってことですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。それに断熱性が高い家は家の中全体の温度差が少ない。つまり、ヒートショックのリスクも軽減できるのじゃ。この点もZEHの大きなメリットじゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ヒートショックってなんだっけ?

ヒートショックとは
家の中の急激な温度差により血圧や脈拍が大きく変動すること。失神や心筋梗塞、脳梗塞を引き起こすこともあり非常に危険。
助手ちゃん
助手ちゃん

ヒートショックは危険ですからね。リスクを軽減できるならメリットだと思います。

住宅が長持ちする

マイホーム博士
マイホーム博士

それからZEH仕様なら「住宅が長持ちしやすい」のじゃ。これもZEHのメリットと言えるじゃろう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なんでZEHだとマイホームが長持ちするの?

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEH仕様は断熱性において一定の基準が設けられている。断熱性が高いということはすなわち気密性もある程度確保されているということ。断熱性・気密性が確保されていれば、断熱材などの経年劣化も非常に少なくすむ。つまり家が長持ちするってわけじゃな。

助手ちゃん
助手ちゃん

これも大きなメリットですね。

住宅の資産価値が保ちやすい

マイホーム博士
マイホーム博士

それからZEH住宅は「資産価値が保ちやすい」と言われておる。これもメリットと言えるじゃろう。

助手ちゃん
助手ちゃん

確かにZEH仕様をクリアしているということは家の性能が保証されているようなものですしね。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。それに国は2016年より「BELS(ベルス)」という住宅の省エネ性能を評価する制度を施行しておる。ZEH仕様の住宅ではBELSでも高評価をとることができるため、資産価値を保ちやすいと言われているのじゃ。

ただし、実際にはZEH制度はまだ始まって歴史が浅く、まだ中古住宅市場にZEH住宅はほとんど出回っていないので、確実に資産価値が保てるとは断言できないがね。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

むしろ将来的には中古市場もZEHの家ばっかりになっているかもしれないポン!

災害に強い住宅になる

マイホーム博士
マイホーム博士

そして、ZEHは地震や台風などで電力の供給が止まった時にも真価を発揮するぞい!もちろん地震や台風で壊滅的なダメージを受けていないことが前提にはなるが、太陽光発電システムが無事なら自家発電で電気を使うことができるのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なるほど!それは大きなメリットだポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。と、いうのも政府がZEHを推し進めているのも「災害に強い住宅をつくる」というのが目的の一つなんじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

災害時には数週間、電力の供給が止まることもありますもんね。そんな中、自宅でいつもと変わらない生活ができるのは金銭的にも精神的にも、ものすごいメリットです。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。ちなみにZEHでは「蓄電池」の設置は義務化されていないが、蓄電池があれば電力を貯めておくことができるので、夜中でも電力を使うことができる。つまりさらに災害に強くなるワケじゃな。

国からZEH補助金を貰える

マイホーム博士
マイホーム博士

それからマイホームをZEH仕様で新築すれば、国からZEH補助金を貰えるぞい!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そうなの?!性能の良い家にして、さらに補助金も貰えるなんて最高じゃん!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。ZEHは初期費用が大きくかかるものじゃから、初期費用を軽減できるZEH補助金は嬉しいものじゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

で、補助金はいくら貰えるの?

マイホーム博士
マイホーム博士

一応2019年度では「ZEH:定額70万円+蓄電システムを付ける場合はプラスα」じゃな。また「ZEH+:定額115万円(蓄電システム補助は対象外)」となるぞい。

助手ちゃん
助手ちゃん

2020年度の補助額は2019年と変わらないんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

2020年度のZEH補助金はまだ発表されていないが、「おそらく2019年とそう大きく変わらない」か「若干減額される」というのが大方の予想のようじゃな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そうなんだ。補助金が下がる可能性もあるんだね。ちょっと残念だポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。ZEH補助金は年々下がってきているからのう。ただ、その分「太陽光発電システム」の価格も値下がり傾向にあるので、実質負担金額はそこまで大きく変わっていないとも言える。

とりあえず「ZEHにすれば国から補助金が貰える」という点は大きなメリットじゃな。

ZEHのデメリット

マイホーム博士
マイホーム博士

次はZEHのデメリットをピックアップしていくぞい!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ZEHにもデメリットがあるんだね。

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁ何事もメリットばかりとはいかんわけじゃ。ZEHに関してもメリットとデメリットを両方把握して検討することが大切じゃよ。取りあえず、ZEHのデメリットは以下の通りじゃ。

ZEHのデメリット一覧
初期費用が大きく増える
ZEH設備のメンテナンス費用がかかる
太陽光発電システムは年々発電量が下がる
売電価格は年々下がっている
住宅の間取りや屋根の形状に制限がかかる
助手ちゃん
助手ちゃん

ZEHはメリットもたくさんありましたが、デメリットもけっこうあるものなんですね。じゃあ、順番に解説をお願いします。

初期費用が大きく増える

マイホーム博士
マイホーム博士

まずZEHの最大のデメリットは「初期費用が大きく増える」点じゃな。

助手ちゃん
助手ちゃん

まぁ家の断熱性も向上させなきゃいけないし、住宅設備も省エネ性能が高いものにしないといけないし。おまけに太陽光発電システムも付けないといけないですからね。初期費用がかさむのは当然ですね。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ZEH仕様の家にすると、だいたいどれくらいの金額がかかるの?

マイホーム博士
マイホーム博士

非常にザックリじゃが、ZEH仕様にするには「+200~300万円」はかかると考えておくべきじゃな。まぁハウスメーカーによっても違うし、仕様によっても違うので一概には言えないのじゃが。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

どひぇー!高いポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

でも、最初にお金が200~300万円かかっても補助金も出るし(「2019年度は70万円)、毎月の光熱費が浮くし、売電で黒字になる可能性もあるんですよね?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。一応、多くのケースでは「ZEHの初期投資は10年で回収できる」と言われているようじゃ。もちろん、これも敷地条件や太陽光の当たり具合、太陽光パネルの性能、面積によって違うので断言はできないがな。

一応、補助金が出るうちは長い目でみれば「ZEHにした方がお得」という意見が多いのう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

でも元をとるまでに10年かぁ。ちょっと長いポン。

ZEH設備のメンテナンス費用がかかる

マイホーム博士
マイホーム博士

ZEHのデメリット、二つ目は各種ZEH設備のメンテナンス費用がかかってくるという点じゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そうか、メンテナンスも必要だよね。忘れていたポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

まぁどんな設備でもそうだが、やはりメンテナンス費用は必要じゃな。太陽光パネルなんかはメンテナンスフリーで30年以上使えるものもあるらしいが、とはいえやはりメンテナンスが必要なケースもあるじゃろう。それにエアコンや給湯機、換気設備なども性能を維持するためには定期的なメンテナンスが必要じゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

ZEH設備のメンテナンス費用はどれくらいかかるんでしょうか?

マイホーム博士
マイホーム博士

ハッキリ言ってピンキリじゃが、トータルで「10年単位:数十万円~百万円」程度のメンテナンス費用は考えておくべきじゃろうな。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

むー。けっこう高いポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

それにメンテナンスだけでなく、「故障してしまうリスク」も忘れてはならない。保証期間内であれば良いかもしれないが、保証が切れた後の故障だと自腹になる。そういうケースもあることを考えておくべきじゃな。

太陽光発電システムは年々発電量が下がる

マイホーム博士
マイホーム博士

それからZEHの心臓部ともいえる「太陽光発電システム」じゃが、これは年々「発電量が下がってしまう」のじゃ。これもデメリットと言えるかもしれんのう。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そうなの?なんで発電量が減っちゃうの?

マイホーム博士
マイホーム博士

太陽光パネルは基本的に屋根のうえに野ざらしにされているもの。つまり環境の影響を受けやすい。パネルの表面にホコリやごみが積もれば、それだけでも若干発電効率は落ちるし、パネル自体の経年劣化でも発電効率は落ちる。

基本的に太陽光発電システムは年々少しずつ発電量が下がると考えておくべきじゃ。

売電価格は年々下がっている

マイホーム博士
マイホーム博士

それからZEHでは太陽光発電で創ったエネルギー余った余剰電力は「売電」できるのじゃが、この「売電価格」が今後下がる可能性が高いのじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そうなの?

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。2019年の売電価格はおおよそ「24~26円」となっているが、今後の売電価格はまず間違いなく下がるじゃろう。一応、売電価格は「ZEHを導入した年の売電価格で10年間は売電できる」と決まっているため、今ならまだZEH仕様のマイホームにするメリットはあると言える。

だが今後、売電価格が下がっていくことを考えると、もしかすると「初期費用を10年で回収する」ことも難しくなる可能性もあるじゃろう。

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど。ZEH仕様のマイホームを建てるなら、なるべく早くが良いってことですね。

住宅の間取りや屋根の形状に制限がかかる

マイホーム博士
マイホーム博士

それからZEH仕様の住宅にすると、住宅の間取りや屋根の形状に制限が掛かる可能性があるぞい。これもZEHのデメリットと言えるじゃろう。

助手ちゃん
助手ちゃん

そうか、ZEHにすると断熱性をアップさせないといけないから窓が小さく設計しないといけないケースがあるんですね。

マイホーム博士
マイホーム博士

その通りじゃ。また、屋根のうえに太陽光パネルを設置するため、屋根の形状や向きにも制限がかかる。ZEHにするならば、マイホームのトータル的な設計自由度は若干下がると考えておいた方がいいじゃろう。

ZEH住宅を検討するならZEHを得意とするハウスメーカーで!

マイホーム博士
マイホーム博士
ZEH住宅の解説はどうじゃったかね?
助手ちゃん
助手ちゃん
ZEHって素晴らしいですね!光熱費が格段にお得になるどころか、売電収入を得ることもできるなんて凄いです!
たぬきちゃん
たぬきちゃん
でも売電価格は年々下がってきているんでしょ?ZEH住宅なら早めに検討した方が良いポン。
マイホーム博士
マイホーム博士
まぁ確かに売電価格は下落傾向にあるし、ZEHは家の仕様などを全て決めてから申請しないといけないのでZEHを検討するなら急いだ方がいいのは確かじゃ。
たぬきちゃん
たぬきちゃん
でも「焦ってマイホームを買うのは良くない」って博士が言ってたポン。
マイホーム博士
マイホーム博士
その通り!よく覚えておるのう。焦ってマイホームを買うことはない。だが焦る必要はないがZEHを検討するならZEHを得意とするハウスメーカーを比較検討することを忘れてはならないぞい。
助手ちゃん
助手ちゃん
そうか、色んなハウスメーカーがある中で特にZEHを得意としているハウスメーカーもあるんですね!
マイホーム博士
マイホーム博士
その通り。ZEH住宅の実績が多くて得意としているハウスメーカーなら、間取りの打ち合わせも申請手続きもスムーズに全て任せられる。逆にZEHを得意としていないハウスメーカーの場合は、思ったよりも電気代がかかる、売電できるほど発電できないなどのトラブルもある。 せっかく初期費用をかけてZEHにするなら、抜群の性能でしっかりと売電収入を得るマイホームにしたいじゃろ!
たぬきちゃん
たぬきちゃん
それは当然だポン!で、どこがZEHの実績が多いの?
マイホーム博士
マイホーム博士
大手ハウスメーカーだと積水ハウス、一条工務店、セキスイハイム、住友林業、パナソニックホームズあたりは実績が多いぞい。これらはZEHを得意とするハウスメーカーと言って差し支えないじゃろう。
助手ちゃん
助手ちゃん
ローコストメーカーでZEHを得意としているところはありませんか?予算をできるだけ抑えたいので。
マイホーム博士
マイホーム博士
もちろんあるぞい!イシンホーム、アエラホーム、エースホームなどはローコストメーカーじゃが、ZEHを全面に押し出しているハウスメーカーじゃ。これらのハウスメーカーは、「一条工務店」を除いてすべてコチラからカタログを無料でGETできるぞい!

ZEHを得意とするハウスメーカーはコチラ!

助手ちゃん
助手ちゃん
タウンライフはZEHを得意とするハウスメーカーも網羅しているんですね!
マイホーム博士
マイホーム博士
そうじゃな!タウンライフに厳選されているハウスメーカーなので変な強引な営業なんかは心配しなくても良いぞい。 それにZEHを得意とするということは住宅性能にもそれなりに自信を持っているハウスメーカーなので、ZEHを検討していない人でも「十分見てみる価値のあるハウスメーカー」と言えるぞい!
たぬきちゃん
たぬきちゃん
タウンライフはネットで3分でできちゃうからカンタンだポン!

カンタン3分!ZEHを得意とするハウスメーカーはコチラ!

今回の記事をまとめると

ZEHのメリット
光熱費が抑えられる(or黒字が出る可能性も高い)
消費エネルギーと創エネルギーが見える化
断熱性が高いため快適な生活ができる(ヒートショックのリスク軽減)
住宅が長持ちする
住宅の資産価値が保ちやすい
災害に強い住宅になる
国からZEH補助金を貰える
ZEHのデメリット
初期費用が大きく増える
ZEH設備のメンテナンス費用がかかる
太陽光発電システムは年々発電量が下がる
売電価格は年々下がっている
住宅の間取りや屋根の形状に制限がかかる

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