注文住宅の間取り・生活動線で失敗しないためにやっておくべきこと

間取りプランのイメージ間取り・生活動線について
マイホーム博士
マイホーム博士

今回のブログ記事では、新築注文住宅の間取り・生活動線で失敗しないために前もって絶対にやっておくべきこと、間取りや生活のオススメテクニックについて詳しく解説していくぞい!

 

自由設計の注文住宅は間取りプランも施主の希望が反映するもの。長く住むのが前提のマイホームだからこそ、今後何十年先まで見据えて暮らしやすい間取り・生活動線を考えておくことが重要なんじゃ。

間取りと生活動線の知識を身に付けよう!

マイホーム博士
マイホーム博士

さて今回のブログ記事では間取り・生活動線で失敗しないためのオススメテクニックを解説していくぞい!

 

さっそくだが、助手君は「将来、こんな間取りの家に住みたい!」とか考えたことはあるかね?

助手ちゃん
助手ちゃん

モダンな外観でオシャレな家に住みたい!って思ったことはありますけど、間取りまでは考えたことがないですね。でも、自分で好きな間取りや生活動線を考えるのってすごく楽しそう!夢が広がりますよね!

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな!
自由設計の注文住宅で間取りプランを考えるのは夢が広がるし上手くいけばこれほど楽しいものはないぞい。

 

だが実際、自由設計の注文住宅は施主の希望がダイレクトに反映するもの。だから楽しくもあり、頭を悩ませる難しい問題でもあるのじゃよ。

 

助手ちゃん
助手ちゃん

確かに自由に間取りプランを考えてもいいってなると楽しそうな反面、すごく難しそうです。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

間取りなんてどの家も似たようなものじゃないの?テキトーに決めちゃうのはダメなの?

マイホーム博士
マイホーム博士

間取りプランをテキトーに決めるなんて絶対にダメじゃ!

いいかい?家の間取りというのは「暮らしやすさ」を左右する重要なポイント。それにマイホームはこれから先、何十年も住むことになるのが大前提じゃ。もしもテキトーに間取りを決めて、暮らしにくい家だったら何十年もその「暮らしにくさ」「使いにくさ」が続くということじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

う…。高いお金を払うのに暮らしにくい家には住みたくないポン。

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。だから注文住宅の間取り決めでは今後の生活スタイルも予測しつつ、何十年先も暮らしやすい間取り・生活動線を考えておくことが必要なんじゃ。

 

それにさっきも言ったが、間取りプランを考えるのは注文住宅の最大の醍醐味でもある。上手くいけば自分の理想の家が建つのじゃからこれは楽しいぞい!

 

そんな注文住宅の醍醐味を「適当に決める」なんてそんなもったいないこと絶対にしてはならんぞい!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

確かにせっかくの注文住宅なんだから最大限楽しまないと損だポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

でも注文住宅の場合、自分で考えるのが難しいなら担当の建築士さんとか設計士さんがプランを提案してくれるものじゃないんですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

もちろん!施主は家のシロウトなんじゃから担当者が希望のプランをヒアリングして合う間取りプランを提案してくれるぞい!

 

だが、設計士さんを全面的に信用するのはちょっとリスキーじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

リスキー?なんでですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

設計士・建築士のレベルはハウスメーカーによってもレベルが違うし、担当者レベルでも全然バラつきがあるんじゃ。あまり大きな声では言えんが、実際「的はずれな提案」をしてくるハウスメーカーの担当者はけっこういるんじゃよ。

 

だから、施主サイドでも最低限の間取り・生活動線の知識があるに越したことはないぞい!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

なるほど、設計士さんが提案してきたプランが必ずしも自分に合うものかわからないってことポン!

助手ちゃん
助手ちゃん

それにこっちに間取りや生活動線の知識があれば、的ハズレな提案には反対意見を言えるし、提案力の高いハウスメーカー選びに役立ちそうですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

そうじゃな。それに知識があれば、トンチンカンな提案をしてくるハウスメーカーはそもそも候補から外すこともできる。施主サイドに間取りや生活動線の知識があれば、トータル的に注文住宅で失敗する確率は大幅に減るじゃろうな!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

やっぱり間取りや生活動線の知識って大切だポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

なにせマイホームは数千万単位の買い物じゃからな。失敗しないために出来ることはなんでもやっておくべきじゃ!

 

このブログでで紹介する失敗しない間取り・生活動線のオススメテクニックはカンタンだしお金もかけずに今すぐできるものばかりじゃからみておいて損はないぞい!

注文住宅の間取りで後悔しないために

注文住宅の間取りはハウスメーカーの設計担当者と相談しながら「理想の間取り」を実現していくもの。

でもご注意ください!ハウスメーカーごとに、その「提案力(プラン力)」には大きな差があります!どのハウスメーカーが自分にピッタリの「理想のプランニング」をしてくれるのか?実際に比較しないとわかりません。注文住宅の間取りで後悔したくないなら、必ず候補のハウスメーカーを複数社「比較」してください!

注文住宅の間取りを「ライフルホームズ」で比較しよう!≫

新築マイホームで失敗しない間取り・生活動線オススメテク

マイホーム博士
マイホーム博士

さて、たぬき君はいきなり「マイホームの理想の間取りを考えてみよう!」と言われてすぐに思いつくかな?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

そんなの無理だポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

フォッフォッフォ。
確かにそうじゃろうな。なので、まずは注文住宅の間取りを考えやすいおすすめテクニックを解説していくぞい!

まずは今の家の不満・満足を書き出してみよう

マイホーム博士
マイホーム博士

注文住宅の理想の間取りを考えるうえで、まず最初にやることは「今住んでいる家の満足しているところ・不満なところ」を書き出してみることじゃ!

 

人は経験で成長していくもの。せっかく今住んでいる家があるのじゃから、その経験は最大限活かすべきじゃ!

 

例えばたぬきくんは今の家になにか不満はあるかね?

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ぼくは今は穴に住んでいるので暗くてジメジメしています。

マイホーム博士
マイホーム博士

たぬきくんは穴に住んでおるのか(たぬきだからか…なんかかわいそうじゃ)

 

じゃあ暗いとか日当たりが悪いとか湿気っぽいとか、そういう不満は注文住宅を建てる時に解消できるように書き出しておけばいいんじゃないかのう…。

助手ちゃん
助手ちゃん

う~ん、私の場合は「コンセントが足りない」とか「収納が狭い」とか「玄関の靴入れが狭い」とかですかね。逆に満足しているのは「広いバルコニー」「天井が高いところ」ですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ、そういう不満な点・満足な点を書き出して改めて自分で認識しておくのは大切じゃぞ!不満な点は、マイホームでは同じ不満をもつことが内容に、満足な点はできるだけ変えないような間取り・生活動線を考えるべきじゃ。

 

満足な点は不満なところよりも重要だったりするぞ。だって、せっかく何千万もかけてマイホームを建てるんじゃから「前の家のほうがよかった…」なんて絶対に思いたくないからの!

例えばこういう不満を書き出しておこう!

  • 日当たりが悪い
  • カーテンを開けると外の人と目線が合う
  • コンセントが足りない
  • 収納が狭い
  • 天井が低い
  • 水まわりが狭い
  • キッチンシンクが狭い
  • トイレが遠い
  • 西日がきつい
  • 冬寒い
  • 夏暑い

例えばこういう満足を書き出しておこう!

  • 日当たりが良い
  • バルコニーが広い
  • 天井が高い
  • キッチンが広くて使いやすい
  • 収納が広い
  • 駅から近い
マイホーム博士
マイホーム博士

こういう風に、今の家の長所・短所を書き出しておくと次に建てる注文住宅の間取りを考える時に活かせるってわけじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

普段はあんまり気にしないですけど、今の家の状況を自分で改めて把握しておくのは大切なことですね!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

それに時間もお金もかけずにできちゃうしけっこうカンタンだポン!

希望の間取り・条件に優先順位を付ける

マイホーム博士
マイホーム博士

注文住宅で失敗しないために、次にやっておきたいのは「希望の間取りや条件がある場合は優先順位を付けておく」ことじゃな!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

ぼくはアイランドキッチンと中庭が欲しいポン!あとは高い天井はゆずれないかなぁ!

マイホーム博士
マイホーム博士

たぬきくんは穴に住んでいる反動からなのか夢はデカイのう!このように注文住宅はいざ計画してみるとこだわりたいポイントがバンバンでてくるものじゃ。家族が多いと、家族の意見が合わないこともよくあるな!

 

たくさんでてくる希望条件をぜんぶ叶えようとするとどうなるかわかるかな?

助手ちゃん
助手ちゃん

そりゃあ予算オーバーになっちゃうんじゃないですか?

マイホーム博士
マイホーム博士

その通り。注文住宅は、家族全員の要望をすべて取り入れようとしたらほぼ間違いなく「予算オーバー」になるものじゃ。

 

というか、すべての要望を取り入れようとしなくてもファーストプランで予算オーバーになるケースは多い。

 

そうなった場合、慌ててコストカットしようとすると大切なところを削ってしまうことにもなりかねん。だから希望の間取り条件などにあらかじめ優先順位を付けておくことが大切なんじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

じゃあアイランドキッチンは諦めるポン。でも天井の高さは譲れないです!

マイホーム博士
マイホーム博士

そうそう!

そういう風に優先順位を付けておけば大切なところをコストカットせずに済むし、担当の設計士さんもプランを提案しやすいぞ。(よっぽど穴が狭いのが嫌なんじゃな)

間取り・生活動線をシミュレーションしよう!

マイホーム博士
マイホーム博士

あと、間取りや生活動線はとにかくシミュレーションすることが重要じゃぞ!例えば設計士さんにいくつか間取りプランの図面を貰ったら、生活動線を書きこんでシミュレーションしてみるのじゃ!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

例えば、朝起きたら歯磨きして顔を洗って朝ごはんを食べて着替えて~とか?

マイホーム博士
マイホーム博士

そうそう、そういう風に実際の生活をイメージして動線を書き込むことでそのプランに「ムダな動線」がないかわかるのじゃ。そうすることで間取りや生活動線の失敗は格段に減るぞい!

助手ちゃん
助手ちゃん

じゃあ、図面は貰ったらコピーして何枚か予備を持っておくといいですね!

マイホーム博士
マイホーム博士

うむ。それに今はスマホアプリやパソコンのフリーソフトなどで間取りをシミュレーションできるものがけっこうたくさんある。そういうアプリなどで間取りや生活動線のシミュレーションをしてみるのもオススメじゃ。

住宅カタログを写真に撮りためよう!

助手ちゃん
助手ちゃん

う~ん。でもやっぱり自分の理想とする間取りってよくわからないなぁ。

マイホーム博士
マイホーム博士

助手くん、それが普通じゃから安心して良いぞ。
自分の理想の間取りがわからない人は、とりあえず複数社から住宅カタログを一括請求するのがオススメじゃ。

たぬきちゃん
たぬきちゃん

住宅カタログを取り寄せてどうするの?

マイホーム博士
マイホーム博士

住宅カタログにはだいたいモデルハウスの間取り図が載っているもの。そういう間取りの実例のなかから、気に入ったものをスマホのカメラでOKなのでとりあえず撮りためておくのじゃ。

 

そうするとスマホのフォルダに気に入った間取りプランが溜まっていく。いくつか溜まれば自分の好みの間取り傾向がわかるということじゃ!

たぬきちゃん
たぬきちゃん

それならカンタンだポン!

マイホーム博士
マイホーム博士

さらに間取りの実例をハウスメーカーの担当者に見せて「こういう間取りを提案してください!」というだけで、ハウスメーカーの提案力を測ることもできちゃうのじゃ。

助手ちゃん
助手ちゃん

なるほど!確かに気に入った間取り図をいくつか見せるだけでこちらの意図を汲み取ってくれるハウスメーカーなら「提案力がある」と言えますもんね!

マイホーム博士
マイホーム博士

「間取り・動線シミュレーション」といっても別に難しく考える必要はない。複数のハウスメーカーのカタログを比較するだけでも立派なシミュレーションじゃ。

 

まずは直感でOKなので住宅カタログをチェックすることから始めてみるのじゃ!

マイホーム計画で絶対に失敗しないために!

マイホームは人生でもっとも高額で大切な買い物です。誰もが絶対に失敗したくないと考えているはずなのに失敗・後悔した例は後を絶ちません。

それは「スペックの比較が足りない」からです!

マイホームに限らず、例えばTVやパソコンなどの家電製品を買う時でも「どのメーカーが性能が良いか?」「価格が安いか?」「保証が長いか?」必ず比較しますよね?

家電はこれまでに買う機会も多く、どの性能を重視すれば良いかなんとなくわかりますがマイホーム購入はほとんどの人が初体験。なにを重視すべきかわからず「モデルハウスに見学に行ったらすぐ気に入っちゃった」「なんとなく見た目で決めてしまった」というケースが非常に多いのです。

ハッキリ言ってマイホームは見た目だけでは性能まではわかりません。皆さん見た目でわからない性能面で失敗・後悔しているケースが非常に多いのです。

マイホームはこの先何十年と住むものです。

見た目のデザインももちろん大事ですがもっと大事なことを見落とさないでください。

安全で快適なマイホームを建てるために大切なことは耐震性・断熱性・気密性・遮音性・耐久性・メンテナンス性・空気環境など、要するに「住宅性能」です。

そして性能を比較するために役立つのが無料でもらえる「住宅カタログ」です。少なくとも5社は無料カタログを見比べてください。

と、いうのも住宅性能については営業マンに口頭で質問するだけじゃ甘いからです。

ハウスメーカーの営業マンのことを悪く言うわけではありませんが、営業マンは住宅性能に関する質問にはだいたい「もちろん大丈夫ですよ!」と自信満々に答えます。これは住宅性能にたいして力を入れていないハウスメーカーの営業マンであっても、です。

自信満々にこう言えるのは家が快適と感じるかどうかは「個人差があるから」です。引渡し後にクレームを言っても「個人的感覚までは責任を持てないですよ」と言われてはもうどうしようもありません。

だから「カタログスペックで比較することが大事」なんです。

公式カタログに記載されている情報に嘘はあり得ません。

それに複数社の住宅カタログを比較することで、あなた自身が建てたいスペックのマイホームが『だいたいいくらで建つのか?』という相場観も養われますし、理想のマイホーム像もしっかり固まってくるはずです。

そして複数の住宅カタログを比較し相見積もりを取ることは本命ハウスメーカーとの最終的な価格交渉の局面でも必ずあなたに有利になります。あいみつを取り「価格差があって迷っている」と伝えれば本命ハウスメーカーも、最後の最後で競合他社にお客様をとられてしまうくらいなら少しくらいの値引きに応じる、というケースは多いです。

いずれにしても注文住宅のマイホーム計画において『複数社を比較した経験』は必ず役に立ちます。

無料の住宅カタログを比較することはマイホーム計画で絶対に欠かせない大切な「第一歩」。

大事なマイホーム計画で絶対に失敗しないために、ハウスメーカー選びは必ず「カタログスペック」で比較してください。

【無料】マイホームへの第一歩!まずはカタログスペックで比較しよう!

\注文住宅の家づくりは比較がなにより大事!/

ちなみに住宅カタログ一括請求をすると「営業電話がバンバンかかってくるのでは?」と不安に思う方も多いと思います。日中はお仕事が忙しくて、たくさん電話がくると困る場合もあるでしょう。

そんな場合はカタログ請求をする際、自由記入欄(お問い合わせ内容の欄)がありますので、そちらに「ご連絡いただく場合はメールでお願いします」と一言書いておくのがオススメです。これだけで直接電話がかかってくる回数はかなり減ります。個人的な実体験ですが、以前15社以上を一度にカタログ請求した時にこの文言を書いたところ電話がかかってきたのは1社だけでした。

今回の記事をまとめると…

  • 間取り・生活動線の知識は付けておいて損はない
  • 今の家の良いところ・悪いところを書き出しておく
  • 間取りや動線の希望条件に優先順位を付けておく
  • 間取り・生活動線はシミュレーションすることが大切
  • 住宅カタログを比較するだけでもシミュレーションになる

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